ご報告
皆様こんにちはデザイナーの睦です。
今日は、皆様にご報告が2つあります。
まず、一つ目は、
この度、赤ちゃんを授かりました。
只今14週目、月でいうと4ヶ月になります。
安定期が4~5ヵ月(5ヶ月からという説も)からと言われているので、もうそろそろ安定期に差し掛かる頃になっています。
つわりも、一時つらい時期もありましたが 比較的軽いほうだったのか、一度も嘔吐することもなかったな。
夕方から深夜にかけて、どんどんひどくなっていくタイプのつわりだったので、日中は仕事も今まで通り働くこともできました。
私が動けない間、家事はほぼKさんが担当してくれていたのと、祖母も時々ご飯を作って持たせてくれたので助かりました。
結婚して、2年目に授かった赤ちゃんですが
私たち夫婦は、ずっと子供をどうするか、と話し合っていました。
「とりあえず、半年は子供の事を考えず、夫婦2人で過ごそう」と結婚前から決めていたのですが
半年経っても、1年経っても、私がなかなか踏ん切りがつかないままでした。
本当に子供を育てられるのだろうかと、ずっと不安だったんです。
元々、わたしは母性本能が強いほうでもありません。
夫婦2人で生きていくほうが、私にはあってるんじゃないかと思っていました。
だからといって、「私たちはDINKS(共働きで子供を意識的に作らない、持たない夫婦)で生きていく」と決める勇気もなかった。
そんな感じでズルズルと季節が過ぎていったのです。
子供好きのKさんは子供が欲しそうでしたが、あくまで1番は私の意見を尊重するという考えでした。
しかし、今年の春が終わる頃にKさんから初めて子供が欲しいという言葉を口にしました。
それは、あくまで私の気持ちを尊重する控えめなものだったけど 初めてKさんから、そういう言葉を聞けて
私の中で「よっしゃ!!子供を産むぞ!」という意識がかたまったわけではなかったのですが
じゃあ、妊活を始めるまえに、とりあえず産婦人科に行って、まずは子宮頸がん検診を受けてみるね
と、いうことになりました。
今まで1回も子宮を診てもらったことがなかったんです、私。
子供うんぬん以前に、自分の子宮がどんな状況か知らなかったのです。怖いよね。
結果は、子宮頸がん検診は問題なかったのですが、子宮の中に3つ筋腫が見つかりました。
その筋腫の中には、妊娠に影響しそうな場所の悪い筋腫があるとのこと。
え?わたし妊娠できないかもしれないんですか?
先生:「それはチャレンジしてみない事にはわかりません。筋腫があっても妊娠する人はいるし、なくてもしない人もいる。
とにかく、筋腫は大きくなっていくから、いずれ子供を望んでいるなら早くチャレンジしてください。
できないとわかったらそこから先は不妊治療になるから。基礎体温もちゃんとはかってね。排卵してるかもわからないしね。」
てっきり自分は、望めばいつでも妊娠できる身体だと思いこんでいたのです。
知らなかった。
自分の身体のことも
健康な人でも、受精できる卵子が毎月排卵されるわけではないということ(健康な若い人でも1ヶ月で妊娠できる確率は20パーセント)
毎月ちゃんと生理があっても、排卵していない場合もあること(無排卵月経)
もし筋腫をとる手術をしたら、半年は妊活できないことも
私は頭が真っ白になりながら、Kさんのいる部屋へと帰りました。ランチ食べて帰ろうと思っていたけど、それどころじゃなかった。
部屋に帰るとKさんがすぐに心配そうに出迎えてくれて、私は堪えきれずにわんわん泣きました。
子供が欲しいKさんに申し訳がなかったのです。
(なぜ、結婚前に検査に行っておかなかったのだろう。そうしたら、子供がほしいKさんは、子供が産めるか産めないかわからない私と結婚せずすんだのに)
と、とても後悔しました。
実際は、先生の言うとおり、筋腫があってもなくても、妊娠というものはそんな単純なものではないのですが この時の私は、後悔と申し訳なさで頭がいっぱいだったのです。
ワンワン泣きじゃくる私に、Kさんは
子供が欲しいとは言ったけど、本当にどっちでもいいねんで。 子供がおったら、大変やろうけどきっと幸せやろうし、子供がもし出来なかったら、ペットを飼えるところに引越して、犬を飼おう。 それで一緒にたくさん色んな所に旅行に行こう。 子供がいててもいなくても、俺ら2人で一緒におったら、どっちに転んでも人生は楽しいよ。
と笑って言ってくれました。
そんな事言って、Kさんが本当は子供が欲しかったのを私は知ってる。
でも、子供がいててもいなくても、2人で一緒にいれば人生は楽しいと思ってくれてることも彼の本心だと、私はわかっていました。 だってそれは私も同じだから。
でも、そんなKさんを見て、皮肉な話ですが、子供ができないかもしれないとわかった事をきっかけに
「この人との子供がほしい」
と心の底から、思うようになったのです。
旅行があまり好きではなかった私が旅行好きになった
結婚にのりきでなかった私が、この人と生涯を共にしたいと思って結婚した
子供が欲しいのか欲しくないのかわからなかった私が、この人との子供がほしいと願うようになった
いつもガチガチに凝り固まった私の考えを、柔らかい灯りで溶かすように変えていってくれる彼には、感謝しかないです。
そうして私は、さっそく毎日基礎体温をつけるようになりました。 (基礎体温は生理周期だけではわからない事もわかるので、今は妊娠を望んでない人にもオススメです。)
結果はというと、ありがたいことに、赤ちゃんはボルト並の爆速で私のお腹の中に来てくれました。
私もKさんも赤ちゃんが来てくれるまで最低でも半年はかかるだろうと思っていたので本当にビックリでした・・・・。
「きっと私が心配性ですぐに泣くから、急いでお空から来てくれたのかもしれない。この子は優しい子やろうなぁ」
とよくKさんと2人で言って笑い合ってます。
今は、おなかの中の赤ちゃんの成長を願う日々です。
さて、もう1つのご報告。
それは10月21日をもって、退職することとなりました。
私は元々、潰瘍性大腸炎という持病を持っているのですが、それが最近少し悪化したことがきっかけです。
・・・と言っても、元々症状は軽い方で健康な人とほとんど変わらないので、妊娠してなければいつも通り薬を服用しながら働き続けていたのですが
赤ちゃんを授かったことにより、私の持病の悪化により万が一の事があったらいけないので、一度お仕事から離れることにしました。
それにともない、MILCA事業も終了することとなりました。
MILCAのHPも、ショップサイトも閉鎖となります。
これについては、もう色々と書き綴りたいことがあるのですが、改めて退職前に記事を設けて書きたいと思っています。
こちらのブログは、『移行』という形でなんとか残したいと思っています。
日清精工の社員でも、MILCAのデザイナーでもなくなってしまう私のブログですが、そちらのブログもまた見に来ていただけると嬉しいです。
大学時代からずっとバイトで働かせてもらってて、大学の卒業式の2日後から正社員として働き続けた毎日。
仕事を辞めたら、しばらくはゆっくりさせてもらおうと思っています。
周りの人からも、「お疲れさまでした」と言ってもらい続けているので、なんだか定年退職するような感覚に陥ってます。笑
子育てが落ち着いたら、またどこかで働くつもりです。
Kさんにも
長い間、お疲れ様でした。
仕事が終わったら、旅行でもいこう。
と言ってもらったので、子供が生まれたらしばらくは2人でゆっくり行けない旅行にも行くことにしました。
といっても、何かあった時にすぐに帰ってこれるように、近場の京都にしました。
私が京都好きで、行きたいお店がいっぱいあるのです。
普段なら日帰りで帰るのですが、一泊して、ゆっくりお店をまわることにしました。
私の退職まで、残り一週間。
MILCAの店じまいの準備や、挨拶周りを進めています。
ひとつの時代が終わったって感じがするなぁ・・・
と呟いた部長。
私も色々と思うことがありますが、それはまた別の記事で書きますね。
退職を目前にして、やり残したことがいっぱい残っているので、そろそろ私も焦りだしてます(´_ゝ`)笑
移行するブログのことは、決まり次第こちらでも案内させていただきますね。 (年内くらいはこちらのブログも残すつもりです)
MILCA Yahoo Shopでは、私の退職と同時に利用できなくなるので、気になる商品がある方は、いまのうちにご注文くださいね!
それでは、長文を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。