Adobe Fresco
皆様こんにちはデザイナーの睦です。
前回、フルデジタルでアナログのタッチを目指していると描きましたが
色々試してみるも、どうも理想どおりにならない。
[word_balloon id="2" position="L" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" avatar_hide="false"]な~~んか思ってたのと違うんだよなぁ・・・。[/word_balloon]
と、モヤモヤしながらiPadを投げ出し
ツイッターを見ていたのですが
なんと
AdobeからiPad&Apple Pencil用ドローツール
Adobe Fresco
が公開されているとのこと。
[word_balloon id="2" position="L" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" avatar_hide="false"]frescoって何?[/word_balloon]
adobe といえば、Photoshopとilustratarは毎日使っていますがfrescoとは初めて聞いた。
Adobe Frescとは
『あらゆる描画表現を実現する究極のデジタルスケッチアプリ、それがFrescoです。 これまでアナログでしか描けなかった精細な油彩画や⽔彩画も、⼿描き感覚で現実の画材を扱うように⾃然に再現でき、デジタルデバイス上で自由に表現することができます。 アーティストやイラストレーター、アニメーター、絵を描くすべてのクリエーターの求める表現と、絵を描く楽しさをこのアプリが実現します』
まとめると
・めちゃんこ豊富なカスタムブラシ。
・ilustratorでおなじみのベクターデータも一緒にキャンバスで使える。
・右利きでも左効きでもどちらでもカスタム対応できるUI。
・新しいマスク機能
・FrescoはPhotoshopと連携しており、簡単にファイルを移動させたり、共有することが可能。PDF、PSD、PNGなどの形式で書き出すことができる。
[word_balloon id="2" position="L" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" avatar_hide="false"]AdobeアプリなのでPSDデータで保存できるだろうとは思ったけど、これならイラスト描画後、Photoshopの仕上げがスムーズですね![/word_balloon]
さっそく調べてみました!
なんとこんなタッチの絵も、デジタルで描けるとのこと・・・!
アナログの水彩機能と、デジタル感があるペンを併用する事によって、なんとも魅力的な世界感のある作品ですね。
実際にインストールした方達の感想
Adobe Fresco、デジタルでこういう油彩のテクスチャ感ある色の混ぜが出来るの革命的過ぎませんか… pic.twitter.com/i00NlJU0Ue
— Kaoru Miyazaki (@KmGraph) September 24, 2019
アドビフレスコ使ってみました😄 水彩のにじみ凄いけど練習が必要ですね〜💦😅 でも楽しい!!#AdobeFresco pic.twitter.com/lwi4jU85TA
— なぎさ@ガールズイラストレーター (@sanagisan_8192) September 25, 2019
色々調べていると、どうやら 水彩機能が凄いらしいです。
[word_balloon id="2" position="L" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" avatar_hide="false"]それはアナログ感を求めている私にとって願ったり叶ったり・・![/word_balloon]
早速私もインストールしてみました!
Adobe frescoに必要な講成はこちら
今はiPad+iPad pencilのみの対応ですが、今後他のタブレットやスタイラスペンに対応予定だそうですよ。
[word_balloon id="2" position="L" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" avatar_hide="false"]もし古いiOSを使われてる方は最新のiOSにアップデートしてくださいね。[/word_balloon]
私も古いiOSだったのでアップデートしてからインスールしました。(結構時間かかったです。)
最新iosもアプリもインストールが無事終わり、frescoを立ち上げてみました。
おぉ!私が普段愛用しているCLIP STUDIOとは違い、めっちゃシンプルなUI!
[word_balloon id="2" position="L" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" avatar_hide="false"]いいですね!すごく使いやすそうです![/word_balloon]
何もわからないまま使い始めましたが さすが直感的に操作できるようになっています。
インストール直後は深夜2時を廻っていたのですが・・・我慢できなかったから、ためし描きだけしました。
さっそく噂の水彩ブラシを使ってみましたが・・・
衝撃だった。
ブラシを置くと、キャンバスの上に波紋と滲みが広がるの。
水彩を使ったことが分かる方ならわかると思いますが
まず水を含ませた筆で下塗りした紙に 絵の具のついた筆を置いたときのあのかんじ
あれがデジタル上で再現されているのです。
開発お手伝いしてるGemini(仮)がAdobe Fresco(正式名称)になりました!素敵な名前だなー。 水彩ブラシの滲み、凄すぎです。じわ〜ってなるの、みてるだけでも楽しい😁#AdobeFresco pic.twitter.com/KGJwSaFvlt
— ハル (@hal61821523) June 18, 2019
ビックリした・・・!
だって、今までどんなドローソフトの水彩ブラシを使っても
所詮は乾いた紙の上にブラシを置いているような感覚だったから。
しかも水彩ブラシならではの『レイヤーを乾かす』という機能まであり(不必要に滲みを防止するため)
[word_balloon id="2" position="L" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" avatar_hide="false"]もう、革新的すぎるww[/word_balloon]
よくこちらわかる動画なのですが
Frescoの水彩で青と黄色を混ぜると・・・緑になります。「そんなのあったりまえじゃん」と思ったあなた、愛用のデジタル画材で混ぜてみて下さい。#adobefresco pic.twitter.com/Ey5guph9mz
— Daichi Ito (@daich_j) September 26, 2019
本当にそう・・・! 今までのデジタルソフトでは、青に黄色をのせるとただ青の上に黄色が乗っただけで、このように色が混ざり合って緑にはならないんです!
こちら他のデジタルソフトの水彩ブラシを使用したもの↓↓ 色が重なりあってはいるけど、まざってはいないですね。
今までアナログでしかできなかったことを、デジタルで再現していてもはやバーチャルリアリティとはこのことかと。
まだまだインストールしたばかりですが、これなら私が表現したかった事も出来そうです!
気になる価格ですが、インストールした時点では無料です。
[word_balloon id="2" position="L" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" avatar_hide="false"]無料のままでも使用はできますが、一部機能が制限されます。[/word_balloon]
一部の機能(PSD形式でのファイル出力やブラシのインストールなど)を使用したいときのみ有料のサブスクリプション登録が必要で
現時点で有料版は 6ケ月の無料期間の後、Adobe Fresco月額単体プランの1,100円がかかってきます。 (Creative Cloud コンプリートプラン/Adobe Photoshop 単体プランのユーザーはそのまま利用できます。)
[word_balloon id="2" position="L" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" avatar_hide="false"]無料のまま使い続けるか、有料版にするか・・・。[/word_balloon]
PSD出力ができるというのがとても大きなメリットなので迷うなぁ・・。
まぁそれはこのアプリを使いつつ、おいおい決めようと思います。
さて!久しぶりにレビュー記事になりました!
持ち運べる液タブとも言えるiPadProと、リアルな感覚で使えるAdobe Frescoの相性は抜群です。
私がAdobe Frescoをオススメする人は
・色んなブラシを使ってみたい人
・ベクターデータでも描きたい人
・難しいのはイヤ!シンプルな使い勝手が良い人
・PSDファイル等で保存したい人(※有料版)
ですかね!
私もこれから使い倒していこうと思います。
この土日、このアプリで遊ぶぞ~~~!
是非、iPadをお持ちの絵描きさんはチェックしてみてくださいね!