京都散策と映画の感想と。
皆様こんにちはデザイナーの睦です。
MILCAは日月とお休みでして、日曜日はKさんと京都に行って来ました。
まずは祇園でランチ!
前に幼馴染のC子とも来たことがあるのですが、高級店も多い祇園にありつつ2000円というお手ごろな価格でランチコースが食べられるお店です。
2000円のコースは
本日のスープ 前菜7種盛り ピザ パスタ デザート ドリンク
となっていて
選べるピザは4種のチーズがのったクワトロピザにしました。 (写真を撮っていないので、お借りしてます。)
別添えのハチミツをトロ~リ。
ピザにハチミツなんぞありえんなんて思ってた私でしたが・・・ チーズの塩味とハチミツがめちゃめちゃ合って美味しい・・・(´;ω;`)
クワトロピザを一口食べたKさんが
[word_balloon id="1" position="L" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" avatar_hide="false"]コレを食べただけでも京都まで来た甲斐があった・・・[/word_balloon]
と感動していました。
本日のスープから始まり、一品食べ終わると次から次へと待ち時間もなくタイミングよく料理が運ばれてきて (料理の合間、トイレに立っている間は運ばれてこない配慮も嬉しい)
また京都に来たら是非足を運びたいお店です。
RIGOLETTO SMOKE GRILLさんでお腹を満たした後は、そこから徒歩2分ほどの距離にある安井金比羅宮に向かいました。 安井金比羅宮といえば、京都最強の縁切り神社として超有名な、連日参拝客で行列ができている神社です。
縁切り神社ということもあり、奉納されている絵馬には怖いことも沢山書かれているのがこの神社の特徴の一つで、おどろおどろしい怖い神社のイメージが強い人もいるかもしれません。
しかし安井金比羅宮の縁切りというのはそもそも、悪縁を切って良縁を結ぶということ。
安井金比羅宮の主祭神は崇徳天皇なのですが、自らの不幸な生い立ちゆえに
「この神社に参拝する人達には自分のように悲しい思いをすることなく、悪縁を取り除いて正しい縁で結ばれるように」
と、その強力すぎるパワーであらゆる悪縁を絶ち、良縁を結ぶとされているのです。
かくいう私も2年ほど前、人間関係に迷い、こちらの神社に参拝に行きました。
(悪縁は全て断ち切れ、本当に私にご縁のある人に出会えますように)と。
まぁ見事にそれから半年もたたないうちに迷っていた人間関係はきれ その人たちと入れ替わるように出会ったのが、Kさんでした。
Kさんと交際が始まった2週間後、初めての1日デートは京都に行くことになりました。
京都で私は安井金比羅宮に再び参拝をしたかったのです。
安井金比羅宮にカップルで行くと別れてしまうということでカップルのデート場所としてはタブーのように言われていますが
それは悪縁だったり、切れる運命にあるカップルの場合で、本当に良縁の2人だと、絆がさらに強くなるとのこと。
私は良縁の自信があったのでKさんを誘いましたが、Kさんは縁切り神社と聞いて相当ビックリしたそうです。
しかし理由を話すとKさんも一緒に参拝してくれて、お互いに出会えたことの報告と感謝を伝える為に御礼参りをしました。
やはり縁切り神社というだけあって、沢山の人が溢れる境内に、若いカップルはほとんどいなかったです。
しかし不思議な事に、その帰り道の駅のホームで今度お互いの両親に挨拶に行こうかという話になり、そこからはトントン拍子で今に至りました。
今回の安井金比羅宮の参拝は、無事に私達が結ばれて夫婦になったことの報告と御礼参りです。
御礼参りをした後は参拝効果のおかげか、Kさんの髪の毛束すらかっこよく見えるような・・・!?(●´_ゝ`●){なんちゃって
参拝後は、前からずっと気になっていた京都のタルトタタンの名店「ラ・ヴァチュール」さんに行って来ました。
以前大好きなテレビ番組で紹介されてるのを見てから、ずっと気になっていました。
先代の松永ユリさんは、タルトタタンの本場フランスの「タルトタタン協会」から何度も表彰されているほどの方。 (そのお婆様の意思を受け継ぎ、今はお孫さんがお店を継がれています)
ヨーグルトが添えられたタルトタタン。 上のカラメルかと思うようなほろ苦いリンゴがめちゃんこ美味しい。
じっくり何時間もかけて煮込まれたリンゴは、口の上でとろけます。 別添えのヨーグルトをかけると、さっぱりしてまた違う味わいに。
さすが名店だといわれるだけある、そんなタルトタタンでした・・・(●´_ゝ`●) 食べれて本当によかったです。
次はクルミのタルトを食べにきます!
敬老の日のプレゼントとお土産を買って、急いで帰りのバスに乗り込みました。 (鴨川で記念撮影は忘れない。)
誕生日が近かったこともあり、祖母叔父含めた家族全員で私と姉の誕生日を祝ってくれることになっていたからです。
31歳の誕生日も、母が私と姉のホールケーキ2つ分用意してくれていました。
そんなお腹一杯美味しいものを食べた土曜日でした。
日曜日はKさんも含めた家族みんなで親戚のお見舞いに行った後は
私とKさんは部屋で早めの晩ご飯を食べたあと、恒例の映画タイムしてました。
今回見た映画は(ネタバレ有りなので注意)
エミリー 悪魔のベビーシッター
サイコパスのベビーシッターが、両親のいない間に巻き起こす恐怖を描いたサスペンススリラーです。
サイコパスなベビーシッターから弟妹を守るべく、長男ジェイコブががんばる映画。
色々拾いきれていない感が残る映画な気がしますが、人怖系サスペンスは大好きです。 いつか自分達に子供が生まれても、記念日等に子供を預けるのはどちらかの両親に頼もう。という教訓ができた作品でした。
つぎに観たのはアン・ハサウェイがヒロインをつとめる ラブ&ドラッグ
超プレイボーイの営業マンジェイミーと、若年性パーキンソン病を患う女性マギーのロマンティックラブコメディです。
ラブコメディということで選んでみたのですが、確かに軽快なノリで最初はKさんと笑ってみていました。
しかし後半にいくにつれ、難病の彼女を生涯かけて愛する事ができるのか?というテーマが強くでてくるシナリオとなっており、
パーキンソン病患者が集う集会に参加した主人公と出会った、重度のパーキンソン病の奥様を持つおじさまが主人公に言った言葉
「妻は愛している。だが人生をやり直せるなら二度とはごめんだ。アドバイスが欲しいって?悪いことは云わん。今のうちに彼女と別れなさい」
という言葉が、観ている私達にも重くのしかかります。 しかし、重いテーマを扱いつつも明るい脇役達のおかげで最後まで鬱にならずに見れるのがこの映画のすごいところだと思いました。
物語りの終盤、難病の自分と一緒にいると、あなたに迷惑をかけてしまうからと
主人公から離れようとするヒロインに主人公が言った言葉
「ありのままの僕を認めてくれた人は、君だけだ。自分を好きになれた。」
という最高の盛り上がりのシーンで、隣から、Kさんの「そうやんなぁ・・・」という声とグズッグズッと鼻をすする音が聞えて来ました。 振り向くと横で旦那が共感しすぎて泣いていたΣ(´゚д゚`)
そして主人公とヒロインが愛を誓い合うシーンで、Kさんがグスッグスッと鼻をすすりながら、私もお礼を言われました。
いい人や・・・(●´_ゝ`●)
思い起こせば恋愛作品に感情移入しやすいKさんは、初めて映画デートした時から、映画鑑賞中すすり泣く周りの若い女性達と共にいつもホロリと泣いていました(●´_ゝ`●)
私はなかなか恋愛作品で涙を流すということは皆無だったのだけど、この映画はKさんほどじゃないにしろ、かなりグッとくるシーンも沢山ありました。
難病ゆえに自分の幸せを諦めながら生きてきたヒロインのマギーが、 主人公ジェイミーと過ごす一瞬一瞬を いつかはなくなってしまうものと諦めながらも愛おしむ描写は視界が滲みました。
そして映画のラストの主人公ジェイミーのモノローグ
“何千人と知り合っても、ただそれだけ。 なのに一人と出会っただけで人生が変わるんだ。永遠にね。”
という言葉がかなり心に残りました。
1000人と出会っても、何も変わらない時もある。でもたった1人、自分にとって特別な人に出会えたら人生が変わる。
きっとその通りなんだと思います。
安井金比羅宮にKさんと夫婦になれたことの御礼参りに行き、映画の言葉の余韻で眠る、いい休日の終わり方でした。
恋愛映画は敬遠していたけど、たまにはラブコメもいいなぁ。
しかし次はまたきっとホラーかサスペンスかになると思いますが、まだまだ観たい作品がいっぱいあります。