通天閣の天望パラダイス

皆様こんにちはデザイナーの睦です。

昨日はKさんと通天閣に行って来ました。

大阪人でありながら、通天閣に登ったのは初めてです。

通天閣の展望台は夜でも人がたくさんおりました。

私もその人たちにまぎれて夜景を見ようとすると、Kさんに「こっちこっち」と案内されて

よくわからないまま「関係者以外立ち入り禁止」と書かれた、展望台から更に上に続く階段の所に案内されました。

黒のスーツを着たスタッフの人にゲートを開けてもらい、どこに繋がっているかわからないまま階段を登っていくと

「天望パラダイス」という場所にでたのでした。

Kさんは天望パラダイスを貸切にしてくれていたようで、そこには誰もいませんでした(゜Д゜)

通天閣の天気予報のライトも近い!

うわぁすごい!と夜景を景楽しみながら一周まわる私と、私の後ろをついてくるKさん。 ガラス窓じゃないから夜景がとってもきれいに見えます!

夜景を楽しみながら歩いていると、出入り口から一番 奥にあるベンチの上に、赤いリボンに包まれた小さな箱と、赤い花束が置かれていました。

実は、これだけ結婚うんぬんの事かいてて今更なんですが、

私達は「結婚しましょう」「そうしましょう」という事があったわけでなく、

出会って2週間で交際が始まり、その2週間後にお互いの両親に挨拶の日程調整と お互いに婚約への見極め期間というものがなく、交際スタートと同時に自然と結婚に向けて歩き出した感じなので

「交際」→「婚約」のハッキリした節目がありませんでした。

微妙に度数の合わないコンタクトをつけている私は、赤い花束が最初 赤いロボットのオモチャが横たわっているように見えて

(え!?誰かロボット忘れてる!Σ(゚д゚))

とビックリしたのですが、よく見ると赤い花束と小さな小箱で二度ビックリ。

「座って」とニコニコ笑うKさんに促され、二人でベンチに腰かけリボンをほどき、箱を開けると、中にはキラキラと光っている婚約指輪が入っていました。

元々、結婚願望が薄かった私は指輪に関して願望も欲望も少なく

「結婚した証に結婚指輪はつけたいけど、婚約指輪は別にいらないよ」とKさんに言ってた私。

プロポーズに関しても憧れるシチュエーションとかも特になく、あまりそういった事に憧れがないほうだと思っていました。

プロポーズもKさんが改めてしてくれるつもりなのを知っていたのと、既に結婚準備を進めている状態なので、のほほんと構えていたのですが

いざキラキラと夜景が光るふたりっきりの展望台で、面とむかってプロポーズの言葉を言ってもらい、指輪を左の薬指にはめてもらうと、泣いてしまいました。

いざ本格的に結婚の話が進む前はKさんに

「結婚式は別にしなくていいし、婚約指輪も別にいいよ。プロポーズはしてくれたら嬉しいと思うけど、結婚する事は決まってるし、別になくても大丈夫」

と、「別にいい」ばかり言ってきたけど、こんなに幸せな事だったんだなぁと思いました。

「婚約指輪は俺が贈りたいから、贈らせて」と婚約指輪を用意し、素敵なプロポーズしてくれたKさん

ぜったい婚約指輪をムーちゃんにあげや!とKさんにごり押ししてくれていたお義母さん(笑)

ケンカもしながら、結婚式や新生活に向かって協力してくれる家族

いつも私が弱ったときは傍にいてくれて、話を聞いてくれる姉

Kさんとの結婚を快く迎えてくれた親戚

「手伝えることは何でも言って!」と協力してくれる友人たち

式場が遠いため、いつも打ち合わせの時は早退をしないといけないのですが、理解してくれて早退させてくれる職場の方。

最初は「別にいい」と言っていたことも、結局はどれも周りの方の厚意や助けによって実現しつつあります。

感謝の気持ちでいっぱいです。

Kさんがスタッフさんと約束していた貸切の時間が終わり、天望パラダイスから展望台に降りると、ゲートを開けてくれたスタッフの方がゲートの所で待っていてくださり 指輪と花束を入れる袋を「おめでとうございます」と言いながら手渡してくださいました。

Kさんが電話で今回の事を頼んだ時、最初は断られたようですが(超繁忙期の春休みだからかな?) 理由がプロポーズだというと、「プロポーズですか・・!それなら協力しましょう!」と、協力してくださったようです。

予め事務所で打ち合わせをしたり、天望パラダイスでの指輪や花束のセッティングも一緒に考えてくださったようで、通天閣のスタッフならではの心遣いと粋を感じました。

あとでKさんに聞いたところ、通天閣の展望台パラダイスを貸切りプロポーズしたカップルは、私達で二組目だそうです。 一組目も私達と同じく結婚が既に決まっていたカップルだったそう。

スタッフの方に「是非、ビリケンさんもみていってくださいね」と見送られ 展望台のビリケンさんの写真撮影待ちをしていたら、前に並んでいたおそらく20代の韓国人カップルに英語で「私達の写真を撮ってください」とお願いされたので

Kさんが彼女さんのスマホを借りて二人を撮影すると

彼女さんが「あなた達の写真も撮りますよ!」と言ってくださったので、ありがたく私のカメラで撮ってもらいました。

ビリケンさん、さすが神々しすぎて光りが白飛びしている(´_ゝ`)笑

写真を撮ってもらった後は、足をなでると幸せになれるといわれているビリケンさんの足の裏を二人でなでなでしました。

角質ケア完璧かというくらい、ビリケンさんの足の裏はすべすべしておりました。

まだまだ新生活に向けてやらなくちゃいけない事は盛りだくさんですが、改めてこれからも何があっても頑張ろう!と思った夜でした。

靴紐を解かずに履ける靴紐!