雛めぐり

皆様こんにちはデザイナーの睦です。

日曜日は母と、幼馴染のC子と、C子のお母さんと4人で、寺内町の雛めぐりに行って来ました~!

雛めぐりとは、3月10日(土)・11日(日)の2日間(午前10時~午後4時)、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている富田林寺内町地区一帯で開催されます。

100か所以上の民家や商店、街角で春の花と共にお雛様の節句を祝います。

民家やお店にたくさんのお雛様が飾ってあり、それを鑑賞できる、町をあげてのイベントです。

お雛様って時代によって、全然お顔も着物も違うんですねぇ。

普段は見ることもできないような、古いお雛様もたくさん見ることができました。

美味しいハンバーグランチや、ドーナツ、みるくせんべいなど食べれてとっても楽しかったです!

・・・お雛様のルーツ・・・

お雛様の起源といえば、色々諸説はあるそうですが

もともとひな祭りは中国からのルーツだそうです。

中国では3月3日、水辺で身を清め、穢れをはらう習慣があったそうです。

それが日本に渡り、3月3日は穢れ払いの儀式が行われるようになったようです。

奈良時代には紙でできた人形も誕生し、平安時代には人形に厄を移して川に流す、「流し雛」が誕生しました。

これが現在のお雛様も原型になっているようです。 ちなみに、現在も流し雛を行われる地域はあるそうですよ。

(※画像お借りしてます。)

姿形、意味も違えど、お雛様は奈良時代から続いているものだそうです。

・・・女の子達の祭りになった由来・・・

そんな川に流されていたお雛様がいつから女の子達の祭りになったのか?

という謎ですがそれは、平安時代に貴族の女の子達の間で「雛遊び(ひいなあそび)」という遊びが流行したことから始まります。

紙で作ったお人形を、紙で作った御殿の中で遊ばせる遊びです。

この時代から女の子はお人形遊びが好きだったようですねぇ。

「雛」には、「大きなものを小さくする」「かわいらしいもの」という意味があるそうです。

宮中の暮らしをそのまま小さく表現したままごと遊びというところから、雛遊びというネーミングになったようですね。

昔は医療も発達しておらず、子供が成人前に亡くなることも多く、親は「わが子が無事に成人するまで健康でいられますように」と、人形などを使って厄払いをしました。

この厄払いと、雛遊びが融合したのが、ひな祭りのルーツだそうです。

寺内町のお雛様を見ていると、今と姿が全然違うものもあるし、こんなお雛様もあったんだ!と驚くことも多いです。

お雛様のすがた形は時代に合わせて変わり続けているようですが、

「子に健康に育ってほしい」という親の想いは、いつの時代も同じなんだなぁと思いました。

私も、ここ最近 結婚式うんぬんの事でよく母とケンカする日々でしたが

幼い頃も、私が成人してからも、毎年毎年8段の雛飾りを1人で飾ってくれていた母の姿を思い出します。

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