ブルーチェリーの花

皆様こんにちはデザイナーの睦です。

21日は祖父の月命日でした。

祖父の遺骨はまだ祖父母の家に置いてあるんですが、 四十九日も過ぎて祭壇周りの飾りも片付けたので、祖父の遺骨の周りは随分とコンパクトになりました。

そうして私達はというと、祖父母の家に行くと、まずは祖父の遺骨に手を合わせるということがすっかりと習慣になりました。

手を合わせながら心の中で

(じぃちゃん、今日は仕事めっちゃ頑張ってんで。)

とか

(おう じぃちゃん、今日のお昼もばぁちゃんにカレーうどんして貰いに来たで。いいやろ。)

とか

簡単な報告を毎日しています。

そんな祖父の月命日。

この前写真を整理していたら、懐かしい写真がでてきました。

20170123-03

これは祖父がまだ元気だった頃、

祖父が同窓会で出身の鹿児島に帰省する前、こっそりと祖母に用意しておいたサプライズ。

贈るという字が間違ってるのはご愛嬌。

祖父はブルーチェリーの花束と、手紙を置いて数日の鹿児島帰省に旅立ったそうです。

祖父の、こういうことを恥ずかしげもなくやっちゃう所ほんとリスペクト。

ある時、母の帰りが遅い日が続き、当時は祖父母の家で私たちも晩御飯を食べていなかった時の事。

祖母はいつも私達の家に晩御飯を届けに来てくれていました。

祖母がいつものように私達に晩御飯を届けて家に帰ったら

祖父が

「あいつらに取りにこさせえ!」

と怒るので

祖母も「なんでやのん!持って行ったったらいいがな!」と怒ると

「ワシだってあいつらの顔見たいがな!!」と祖父がプンプンしていた話。

そんな、生まれてすぐの初孫でもあるまいし(当時私達20歳超えてる)

遠くに離れて住んでいるわけでもあるまいし(お互いの家、自転車1分)

毎週末は祖父母の家でご飯食べてるし

祖父が私達にそんな会いたいなんて思いもよらなかったわけですが

祖父の愛情は、私達が祖父の後ろをついてまわった子供の頃も

祖父の後ろをついてまわらなくなった大人になっても

いつまでも変わらないんだなぁと思いました。

私も、祖父の背中の大きさは子供の頃も大人になっても、そして今も変わっていません。

私にとって、世界で一番大きな背中のままです。

今日の晩御飯はそんな祖父が大好きだった祖母特製のテールスープです。

今日も帰るのが楽しみだなぁ(´∀`)

.。.・゜☆.。\MILCA 新商品はコチラ!/.。.・゜☆.。 .。.:・\MILCA YahooShopはコチラ☆/.。.・゜☆.。

ヘッダー