小児科で働く女性の話を聞いて。

皆様こんにちはデザイナーの睦です。

先ほど、小児科で働いている女性の話を書きましたが、その話についてもうちょっと書いてもいいですか。

その話を聞いて、私が思ったことは大きく二つあったんです。

一つ目は、女性が言っていたように

「これまで健康に生きてこれたのは、当たり前じゃないってこと。」

生まれた時から自分ひとりで生きていける人はいなくて 大人になれたというのは、それまで誰かが守ってくれていたということ。

暖かい寝床。

美味しいご飯。

当たり前のように行ってた学校。

風邪をひけば、病院へ連れて行ってもらって。

私や姉が不自由なく生きていけるために、家族が全て用意してくれて、私達を守ってくれていました。

そして、世の中には両親から暖かく守られていても、抗えない病に冒されている子供達がいること。

大人になるまで健康に生きてこれたというのは、本当に当たり前じゃないんだなと感じたことがまず一つ目。

そして二つ目は

「働く職場によって、学ぶことの違い」

普段自社商品などのデザインの仕事をしている私は、命の重みを普段の仕事で感じたことはなかったし

その女性も、小児科の看護師さんとして働きながら、デザインについてあまり深くは考えたことはなかったと思います。

私が自社商品のデザインという仕事を通じて命の重みを感じたことがなかったように 彼女もまた、自分で考えた商品がお客さんに喜んでもらえる喜びを彼女はきっと知らないでしょう。

私はその女性の話をきいて、命の重みを感じたのと同じくらい

「働いている環境によって、こんなにも学ぶことは違うんだな」

目から鱗だったのです。

どっちがいいとか、悪いとかじゃなく

私はデザインと仕事を選んで、そこから学べることを学んでいて 彼女は医療という道を選んで、そこから学べることを学んでいる。

私は看護師ではないから、医療に携わる人達が学んでいることはわからない。

私は大工ではないから、大工さん達が学んでいることはわからない。

私は美容師ではないから、美容師さん達が学んでいることはわからない。

だから、いろんな職業の人たちが自分の仕事を通じて感じていることを直接その人たちの口から聞いてみたいなと

異業種の人達の事がちょっと気になるという心の変化がおきた女子会でした(今まではあまり興味なかった)

お互い、きっとお互いの学んでいることは知らない。

私は今回、仕事によって学ぶことの違いを知ったとき

(じゃあ違うことを学んでいる彼女と私が何か一緒にしようとしたら、どんな事ができるんだろう。)

と考えたところで、ふと気づきました。

きっと、そうやってお互い学んでいる事の知識や技術、経験を持つプロの人たちが協力して何か新しいモノを生み出して人々の生活を支えてるんだなと思いました(∵)

社会人になってから、新しい出会いや物事に出会ったとき

今まで頭ではわかっていても、心では理解できていなかったことが、スルリと紐が解けたように心に落ちることがあります。

不思議ですね。

【自分の仕事で学ぶことは何なのか。】

人生における仕事という存在の大きさを、改めて感じました。 20170105-07

とか書きながら早くもGW休みが楽しみな私がいるのも事実です、すみません! .。.・゜☆.。\MILCA 新商品はコチラ!/.。.・゜☆.。 .。.:・\MILCA YahooShopはコチラ☆/.。.・゜☆.。

ヘッダー