決算報告会

皆様こんにちはデザイナーの睦です。

土曜日は午後から社員全員会議室に集まって、決算報告会が行われました。

決算報告会で何したかというと、みんなでもう一度日清精工の経営指針や取り組みを改めて理解したり、会長に会社創立当時の話をしてもらったりという、弊社でも初の試みです。

試算表をプロジェクターに映して決算報告をしたり レジュメをみながら日清精工の経営方針などの説明を社長がしてくれましたが

やはり今回のビックイベントといえば、会長のお話だと思います。

私は母が30年以上会社に勤務しているため、子供の時から会長のことは知っていましたし、よくしてもらったのも覚えています。

会長は昔はかなり激しかったと、昔を知ってるみんなは誰もがそう言いますが、私の中では昔も今も会長はおちゃめで優しいおじいちゃんです。

でも現場の人たちは会長が社長だった時の事は幹部と運転手の岩田さん以外誰もしらないし 今でも会長はしょっちゅう会社に遊びにきてくれるんですが、現場の人たちと関わる事はあまりないです。

だから、みんなも会長から直接話しを聞ける今回の機会はとてもよかったんじゃないかなと思います。

会長の出番1時間前に原稿を書き出す会長(笑) どうやらオールで麻雀しちゃったらしく、机の上にはメガシャキが。

そんな所もおちゃめな会長でした！(●´∀`●)

そして、会長の出番です。 写真は社長のFacebookからもらってきました。

普段はお茶目な冗談もたくさん言っちゃう会長ですが、やはり威厳と貫禄がたっぷりです。

会長の話は、会長が生まれた時の話まで遡り、子供の頃の話や、なぜ金型の仕事をするようになったかまで話してくださいました。

会長の話は会社を創業した時のことからのスタートだと思っていたので、想像以上に話が遡って驚きましたが （勤務30年以上の部長が話に登場するまでに1時間以上かかった）

でも会長の事をほとんど知らない現場の若い人たちには、会長の事をよく知る事が出来てよかったんじゃないかなと思います。

私も、会長の子供の頃の話や青年の時の話が聞けて、とても楽しかったです。

会長の話は最初45分だったはずが、まさかの1時間オーバーになってたのですが そんな長い間話を聞いていたとは思えないぐらい、時間はあっという間に過ぎていきました。

会長の話を聞いて、

【会社とは人で出来ている】

という、一見当たり前なような事ですが、改めて深くそう感じました。

私が入社したときには日清精工という会社は普通に存在したし、ルールも、仕事のやりかたも、当たり前のように存在してた。

だから、今、日清精工という会社に存在している自分に何の違和感も感じたことはなかったけど そうじゃないんだなって。

会長の昔の話を聞いていたら

会社とは当たり前にあるものではなく 誰かが必死に繋げてきたから、今があるんだなと、改めてそう思いました。

わかってるようで、何もわかってなかったんだなと、そう思ったんです。

会長は今でも続く取引先、得意先との昔話も話してくれました。

その話を聞いて、

【会社とは人で出来ている】ということが、自分の会社の事だけではなく 他の会社も同じなのだと、深くそう感じました。

私は今まで【企業と企業】だと考えがちでしたが 会長の話を聞いて、やはり最後は【人と人】なのだなぁと思いました。

そして感動した以上に、身が引き締まる想いにもなりました。

会長の苦労話や、漢気ストイックな職人魂、そして部長や専務への感謝の言葉に、（いい話や）と感動だけしてる場合じゃないと。

私は今は周りに支えてくれる柱がないと自立もできないような ひょっろひょろの柱ですが

日清の職人の一人として、もっと技術を磨いていかなければと思いました。

今ちょうど苦手な3Dの仕事が何件かありまして、改めて（がんばるぞ）という気持ちになった会長のお話でした。

そして改めて母でもある部長という柱のでっかさも感じたなー。

会長が引退して、社長が社長になる時に会長に言ったという

会社を残してくれたこと

専務を残してくれたこと

部長を残してくれたこと

この3つは本当に感謝してる。これは会長が残してくれた財産や。

という話。

その言葉だけで、母でもある部長が今まで会社でやってきた事の大きさが伝わりました。

部長と社長はよく、ほぼ怒鳴り合いのケンカしてて、バイトに来た当初の私はハラハラオロオロして見てたけど もう今となっては、一周回ってこれでいいのだと思いますね(･ω･)

きっと、たまの怒鳴り合いのケンカも、部長と社長のコミュニケーションの1つなんやろなって思ってる(･ω･)

なんだかんだで、今日も平和である(●´∀`●)

あと「専務は天才じゃなかった」って話、

何でも出来るように見える専務は、人の何倍も何倍も自分から努力をして、今の専務があるのだということ。

この話も、現場の若い人たちのいい刺激になったのじゃないかなと思います。

現場の若い人たちからすれば、自分たちが入社した時から専務はなんでもできる専務で まさか専務もそんな想像もできない努力を重ねていたのだということ、ちゃんと考えた事はなかったんじゃないかな。

二時間近く喋っていたとは思えないぐらい、あっというまに過ぎた会長のお話でした。

喋り終えたら皆からの大きな拍手と

「一時間オーバーやで(笑)」と苦笑いながらも、ちょっとだけ誇らしそうな社長。

そして茶目っ気たっぷりに豪快に笑う会長。

やはり会長はお茶目でかっこいいおじいちゃんでした！(●´∀`●)

会長にはいつまでも元気でいて欲しいのと、そしていつか新しく入ってくる次世代の職人さんたちにも、この日話した事を話してあげて欲しいと思います！

決算報告会が終われば、みんなで居酒屋で懇親会（という名の飲み会）です！ 長くなるので、次の記事に懇親会（という名の飲み会）の記事をアップしますね！

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