マリンバ
皆様こんにちはデザイナーの睦です。
昨日、世界の果てまでイッテQ!で女性芸人さん総勢10名でコンビネーションマリンバを演奏されていましたね。
何回かブログでも書いているけど、私も昔ずっとマリンバを習っていたので、今回の放送をとても楽しみにしていました。
テレビから聴こえてくるマリンバの懐かしい音色に、なんかちょっとじーんとしたものを感じました。
課題曲は「剣の舞」でして、完全な初心者にいきなり剣の舞は難しいだろうと思っていたのに
やっぱり女芸人さんはすごいですね。
剣の舞を見事に演奏しきっていてビックリしました( ゚Д゚)
↑画像お借りしてます。
特にいとうあさこさんが上手く、マリンバでドレミファソラシドの1オクターブを叩くのは初心者には結構難しいのに、最初からちゃんと叩けててビックリした。
先生が説明してる時に、いとうあさこさんが何気なくバチを叩く素振りをしていたけど、その振り方がすでに
(あれ?なんかこの人うまそう)と思うような感じでした(・ω・;)
バチの振り方はかなり大事で、初心者の方はつい腕全部に力を入れてバチを動かそうとするけど、そうしちゃうとうまく叩けないしテンポも狂うので、コツは手首のスナップだけで余計な力をいれずに叩いていくことです。
と言いながら多分今はもうできないと思うけど(´・ω・`)
私もこの1オクターブ(もしくは2オクターブ)正確に速いテンポで叩いていく練習は、ある程度上達してからもずっとさせられておりました。 1オクターブか2オクターブを先生がいいというまで何往復もするんですけど、途中で集中力が切れてきてミスったりする基本でありながら難しい練習でした。
私が通っていた保育園は音楽に力を入れている保育園だったので、年に何回か園児達による発表会があるんですけど 私は当時マリンバ担当になったりしていたので、マリンバは私にとって幼い頃から一番身近な楽器でした。
卒園してからもずっと習っていて、テレビの練習風景を見てたら自分の練習風景を思い出してました。
普段は優しい先生だけど、間違えるごとに怒りボルテージがあがってきて、MAXになると
「もういい!端っこで練習しといて!!」って怒られ
次の人に順番を強制的に代わられて
泣く泣く教室の端っこで出来ないところの練習をするという・・・。
しくしくと泣きながら端っこで練習してる子なんて日常茶飯事だった。
私もよく怒られたけど、あの端っこで練習をさせられている時の物悲しさはいまだに忘れられない・・・。
むしろマリンバの練習というと、その記憶が強すぎて、他の和気藹々とした練習をあまり覚えてない・・。
でも、そんな怒ったら怖い先生でしたが、
発表会の後は、たとえ演奏中にミスがあったとしても
舞台裏に戻ると
「よかったよ!!頑張った!!」
って笑顔で褒めてくれてたな(´;ω;`)
やっぱりいい先生だった。
久しぶりにマリンバの音色を聴いて、もう一度マリンバを触りたくなってきました。
今はもう子供の頃のように素早く手首も動かせないだろうし、曲も覚えらんないと思うけど、それでもいい。
親に強制的に行かせられてる!と思いながら通っていた子供の頃とは違って、今度は純粋にマリンバを楽しみたいなと思いました。
子供のころは
放課後は習い事なんか行かずに友達と遊びたかったし
先生は怒ると怖いし、練習に行きたくなかったし
発表会とか出たくなかったしで
いつも泣き泣き通ってたけど、それでも何年も頑張り続けると、大人になっても心に残るものはあるものですね。
全部が全部つらいだけじゃなかったのは、当時の子供だった私にもわかってたんですけど それでも目の前の楽しさにしか目がいかず 何年も何十年も先にも残り続けるものの事なんて、何も考えてなかったから。
もしもすぐにやめていたら、つらい練習の思い出も、発表会後の開放感も、先生や家族に褒めてもらった思い出も、自信も、技術も、そしてやめた事への少しばかりの後悔も、何も残ってはいなかった。
あの時は行きたくないっつってんのにやめさせてくれない母に恨みしかなかったけど このままだと私も、もしもいつか子供が出来たら母のような教育方針になりそうです。
昔、両親が買ってくれたマリンバ。
祖父母の家に置いてあったんですけど、祖父母が引越しをする時に新しい家には持っていけないので手放しました。
あれほど練習をするのが嫌だったマリンバだったのに
いざ手放す日が来ると、
高額な楽器を買い与えてくれた両親によりも 演奏してあげなかったマリンバへ申し訳ない気持ちでいっぱいになったのを覚えてる。
習っていた時の技術や知識は今はもう忘れつつあるのですが
多分、譜面の読み方や手首の動かし方を、これから先、今よりもっと忘れたとしても この時に感じた気持ちは一生忘れらないなと思います。
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