祖母のケータイにあった写メは

皆様こんにちはデザイナーの睦です。

昨日、祖母のケータイのデータフォルダを何気なく見返していたら、たくさんの写メがでてきました。

 

祖母のケータイはもうかなり前から使っている簡単ケータイなので、画質は悪いけど懐かしい写真がいっぱい入っているのです。

 

古い順に見返していると、小町がまだ元気だったころの写メが何枚もありました。

 

モフモフでとってもかわいい小町がキョトンとしてこちらを見ている写メ。

「かわいいなぁ」と思いながら写メを進めていくと、いろんな小町が写っていて、

祖母は意外と小町の写メをたくさん撮っていたんだなと思いました。

 

意外というのは、祖母は普段からケータイを使うのが苦手で、

いまだにしょっちゅう「これはどうすればいいの?」と使い方を聞いてくるし

メールも私と姉がいれば私達に「代わりに打って」とパスしてきます。

 

だから、祖母がケータイを使ってこんなに写メを撮っていたのが意外だったんです。

 

祖母が撮った小町の写メに癒されながら写メを進めていくと

不意打ちで小町の葬儀をしてすぐの

小町の骨壺を置いてあったハンドメイド祭壇の写メがでてきて

ちょっと泣きそうになりました。

 

たくさんの小町の写メがはいっていた祖母のケータイ。

 

祖母のケータイに入っていた最後の小町の姿は、祭壇に飾っている写真立ての中の小町でした。

 

いつの間にこんな写メを撮ったんだろう。

多分、誰もいない時に祖母が撮ったんだと思いますが

夕方の日差しに照らされた、少しオレンジ色を帯びた小町のハンドメイド祭壇。

 

その写メを見ていると、

祖父の介護の合間に誰もいない部屋で1人、その写メを撮った

その時の祖母の気持ちが伝わってくるような気がして、

しんみりとはまた違う、ぐっとした気持ちになりました。

 

いまだに祖父母の家のリビングに続く階段をのぼりながら

「こま~来たよ~」って言いそうになるわ。

 

祖母もまだ慣れないらしく、ついつい小町用におかずの残りを取っておこうとしてしまうそうです。

いつになったら小町が思い出になるのかなぁ。

 

最近具合の悪かったMr.マダムが小町と同じ所に行ってしまうことにならなくてよかったです。

 

小町は18年と長生きしてくれたけど

Mr.マダムがそっちに行くにはまだ早すぎるもんな。

201601015-01

私が持っているオヤツをガン見している2匹。

普段はお互いマイペースな2匹ですが

美味しいものを貰う時の美しい整列っぷりは、少し笑えるものがあります(´_ゝ`)

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