レンガ積み
皆様こんにちはデザイナーの睦です。
MILCAは本日が年内最後の営業日となります。
今日はまるまる大掃除の日でして
私も今掃除し終わったピカピカのMy机でブログを書いております。
ふふふ、いっぱい捨てたから随分と机の容量が空きました。
これで2016年にどんどん増えていくであろう資料にも対応できます。
午前中に自分の机周りは掃除したので、午後からは共有スペースの掃除をしていこうと思います。
あ、そうそう、もう使わないプリントは容赦なく捨てていった私ですが
昔のプリントを整理していると、こんなプリントがでてきました。
”二人の男がレンガを積んでいた
「君たちはなにをしているんだ?」とたずねると、 1人は「レンガを積んでいるんだ」と答えた。 もう一人は「教会を造っているんだ」と答えた。 そして二人の未来は、まったく違うものになった。”
これは、MILCAブランドを立ち上げる際 国から派遣された中小企業診断士の大音さんという方がいらっしゃるんですが
大音さんの詳しいご紹介はこのリンクを貼っている記事からどうぞ!↓
その大音さんから、数年前にいただいた資料です。
このプリントを渡された意図はというと
ブランドを作るというのは、なんでもとりあえず手をだすのではなく
ちゃんと最初から方向性を見据える事が大事って事だと思うんですが
私はとてもこのプリントに書かれてある言葉が心の言葉に残ってまして
もう何年も前のプリント、毎年大掃除の度にこのプリントをいい加減捨てようかどうか迷うんですが
なんだかんだで今年もこのプリントは捨てずにとっておいてます。
この言葉はブランド作りに言える事じゃないですね(´∵`)
ただ毎日目の前に与えられた仕事をして
仕事が終わるとなんとなくで時間を潰して
そうやって毎日流されるままなんとなく生きて
気がついた時には、なんとなく手にとったレンガがただ無造作になんとなくで積み重なってるだけ・・・
これから10年30年50年と経って
「あなたの人生をかけて、一体何を建てたの?」と聞かれ
「なんとなく目の前にあったレンガ積み重ねただけ」
そう答えるのはあまりに虚しい(´・ω・`)
もし自分がそんな風に生きたら、と考えると
きっとその終着点にあるのは、「反省」ではなく「納得に見せかけた妥協」だと思います。
誰でも自分の事は否定したくないから、
私もきっと色んな理由を並べて頑張れなかった自分のプライドを守り
虚しいと思う事を、いつかは虚しいと思えなくなる。
それが一番怖い事ですね。
目的をもってレンガを選ぶのと
なんとなく積むのにレンガを選ぶのでは
手にとるレンガの質も随分変わってくる事だと思います。
建てたいものが決まってるなら、きっと積むのが大変な形のレンガを避けては通れない事もあるでしょう(´∵`)
でも、なんとなくレンガを積むだけなら軽いレンガの方がいい(´∵`)
でも多分そうして軽いレンガで建てた「なにか」は強い風が吹けば飛ばされそうだ(´_ゝ`)
ちょうど年の瀬、私が今まで積み重ねたレンガ達は
どんなレンガでどんな形をしてるんだろうか
これからどんな物を建てていきたいのだろうかと今一度振り返って考えようと思いました。
今までを振り返っても
多分、上手く積めない事の方が多いし
いざ積んでみると、あれっ、なんかちがうぞ?って事はいっぱいあったし、
他の人が積んでるレンガを見て「なんであんな風にうまく積めないのか??」と思う事も、
ムシャクシャして「やってられるかー!もう積まんわい!」と思う事も
これから今以上にたくさんあるんだと思います。
でも、考える事を放棄する事だけはしないでおこう。
多分、このプリントは来年の大掃除でも捨てるかどうか一考した後
結局大事にとっておくんだと思います。
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