デジタル潔癖症

皆様こんにちわ 店長の睦です。 昨日作った3Dデータを 只今3Dプリンターにて造形中です。 稼働している3Dプリンタは恐ろしい熱を持ちます。 冬はヒーター代わりになるでこりゃ・・・。 3Dもそうだし平面のデザインもそうなんですけど・・・ デジタル潔癖症って言葉を聞いた事があります。 デジタルって肉眼では確認できないような細かい所も 拡大して見れるじゃないですか。 だから気をつけないと そこまで細かくしたって意味ない所まで 細かくしちゃったりするんですよね。 そんな細かいディテールで作ったって いざ試作品が出来上がってみると 細かいディテールが全然わかんなかったりするんですよ。 「ここに3時間もかけて作った私のこだわりが!!」 ってこともよくあります。 極端な話、 自社製品なら私が何時間かけてデータを作ろうが 社内の納期に間に合えばいいんですけど お客様に頼まれて作る3Dデータは 私の作業時間が時間単価いくらという形で 「技術料」として、もろに料金に反映されてしまいます。 個人的に高額な料金にはしたくないので できるだけ時間をかけずにパっと作りたい所なんですが かといって手を抜くわけにはいかないしで そのへんのバランスが難しい所です。 しかもお客様には最初に3Dデータが出来上がった直後 仕上がりを確認してもらうために そのデータをモニターで見てもらいながら 私が説明して打ち合わせをする事が多いので 成型したらキレイに製品はでますよとはいっても データが汚かったら恥ずかしいし、みっともないですよね。 3D作成はいまだに苦手だし好きじゃないし 毎日どうすればできるのか 若干半泣きになりながら 悩みまくってデータを作ってるようなヒヨっこだけど モノづくりのベテランさん達に (しょせんは小娘のつくったデータやわ) と思われるのは一番嫌だ。 データをどれほど細かく彫り込んでいくかっていうのは 経験による判断でしていくしかなさそうです。 日々修行な毎日やでぇ。 しかし連日の丸一日ぶっとおし3D作成により 肩こりが猛烈な事になっていたので 最近暑かったのでシャワーばかりでしたが 昨日はきき湯の入浴剤を入れてゆっくり温まりました。 ゆっくりお湯に浸かって・・・ 浸かって・・・ 浸かって・・・ のぼせた。 何事もほどほどが肝心ですな。

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