行かなかったけど夏祭り

皆様こんにちわ 店長の睦です。 昨日一昨日と、地元の神社で夏祭りがありました。 ちょっと出店で何か買って食べたかったけど 葛藤のすえに めんどくさいのが勝ってしまったのと、 他にやりたい事があったので 結局今年は行きませんでした。 去年は友人達と行って保水ボールすくいして遊んで楽しかったな〜。 やっぱり、生き物を釣ったりすくったりするよりも 保水ボールとかヨーヨー釣りの方がいいな。 昔は金魚すくいが好きだったんですけど この歳になって 子供たちが楽しそうに金魚をすくっているのを見ると 水槽の中で死んでいる金魚 ポイの上でジタバタしている金魚 破れかけたポイのフチと水槽の間で挟まれながらすくわれる金魚 落ちてしまって土にまみれて死んでいる金魚 (残酷な遊びやな・・・)ってあまりいい気分にはなれないから 金魚すくいは個人的に好きではありません。 以前テレビで 大きなビニールプールの中に大きな魚が何匹も泳いでいて それを数人のタレントが制限時間内に 素手で何匹捕まえられるかっていう バラエティ番組がしてたんですよ。 何人もの人間に追いかけまくられ触られまくり弱った魚達。 制限時間のタイムリミットが来るころには 気絶しているのか死んでいるのかわからないけど 何匹も横になってプカ―ッと浮いていました。 その番組にかなりドン引きしたんですが 金魚すくいの出店をみるたびに あの番組とあまり変わらないなと思います。 もちろん釣った金魚を連れて帰って 金魚の生涯大事にお世話する人もいるでしょうけど 釣るだけ釣って飼えないからいらなーいという人や 数年前のふれあい祭りでは 金魚を貰ってそのまま川に捨ててる子供達を見て すごく嫌な気分になったのを覚えています。 あの子たちはただ単に金魚がいらないから捨てたのか それとも子供なので 川に金魚を流す事が 金魚を逃がしてあげる事になるとでも思ったのかはわかりません。 子供達が捨てなくても どのみち余った金魚は 遅かれ早かれ店の人に捨てられるのかもしれないけども。 昔から当たり前のように出店に並んでいて 出店の中でも金魚すくいは人気だろうから 違和感もなく今も祭りでは必ず金魚すくいはありますね。 今の小さい子の親って 子供の教育に対して凄く配慮するイメージがあるけど そんな時代でも金魚すくいはなくならないんだなってちょっと不思議。 このペット愛好のご時世で まっさきに残酷だからって理由で廃止されそうなもんなのにな。 魚の事は詳しくないからよくわかんないんですけど 単純に想像したら 金魚が水中からすくわれるのって 私達人間がいきなり水中につっこまれるのと同じ感じなのかなぁ。 とか考えていると これが金魚じゃなくて 小さな子犬や子猫をすくって 一瞬水中につっこんで、すぐにまただしてあげるような出店がでたら すぐに非難や逮捕の対象になるんだろうな。 金魚と子犬や子猫の命の差ってどこにあるの?って思うわけで 金魚と子犬子猫の命の差って 人間が勝手に決めてるだけじゃないのっていう疑問に当たるけど でもそれなら 犬や猫は可愛がるけどブタや牛は食べてんじゃんって事を言われたら ぐうのねもでない。 「生物を大切に」 は、みんな納得のスローガンなはずなのに こういう人間と、人間以外の生き物に関する事を考えたら 一本筋で通すことができず矛盾ばかりで難しい。 でもやっぱり金魚すくいはあまり好きにはなれないし 夏祭りを楽しんでいる時も 金魚すくいの出店を見るたびに なんとも言い得ぬ複雑な気持ちになる私でした。 できればもっと保水ボールすくいのような 生き物じゃない 楽しいすくう系の出店が増えればいいな。 あともひとつ言うと近所の祭りに カラフルなチョコバナナと じゃがバターの出店がもっと増えればいいなと思う私でした。

ヘッダー