サンタさんの所に行ったコタロウ

皆様こんにちわ 店長の睦です。 ・・・水曜日ですね。 なんと、まだ水曜日ですね。 年がら年中 週末が待ち遠しい私ですが 関西人の金曜の夜といえば 「探偵ナイトスクープ」じゃないかと。 これ観ないと金曜の夜って感じがしないんですが 金曜日は気が抜けて早く寝てしまう事が多いんですよね。 翌日金曜日の夜を実感出来なかった気になって地味に凹みます。 最近観た中で一番インパクトがあったのは 「一度も女性とデートした事がない男性」の回ですね。 言葉通り、生まれてから一度もデートした事ない男性が なんかもう色々と諦めて 男性でもいいから誰かとデートしてみたいって言う事で 竹山探偵とデートした回です。 絵面的にかなりインパクトがありましたが 竹山探偵の優しさがよくわかる回でした。 笑える依頼が多いけど たまに泣ける依頼もあるんですよね。 今までで一番号泣したのは サンタさんに飼い犬を返してもらいたい女の子の回です。 これね、涙なんだか鼻水なんだか わからなくなるぐらい泣いた。 どんな依頼かといいますとね 七虹(ナナ)ちゃんという4歳の女の子がいてまして 七虹ちゃんは 愛犬のコタロウが どうしていなくなったのかお母さんに尋ねたのです。 実は、コタロウは元々胃腸が弱かったのですが 夏の暑さで弱ってある朝に亡くなってしまっていたのです。 しかし、 まだ七虹ちゃんが4歳という幼さと 七虹ちゃんはコタロウの死に立ち会えなかったという事もあり コタロウの死を理解する事が出来なかったので お母さんは 「コタロウはサンタさんのところに行って、ソリを引っ張っているんだよ」 と七虹ちゃんに言ったのです。 しかし七虹ちゃんはサンタさんにオモチャはいらないから コタロウを返してほしいとお願いします。 しかし、コタロウはもういないのです。 もうコタロウに会うことはできないけど、 何とかコタロウが幸せで元気でいることを 七虹ちゃんに分かって欲しい。 と、お母さんは探偵ナイトスクープに依頼したのでした。

もう・・・ペットネタはあかーーーん!!(泣) ペットネタとおばあちゃんおじいちゃんネタは 見事に私の涙腺のツボをクリティカルヒットしてきます。 以前 「やっぱり子供って死ってものが理解できへんのかなー?」 って姉と母と話していたんですが 母によると 私と姉は 「なんでか知らんけど、小さい時から死っていうのはわかってたみたい」 と言ってました。 記憶にある初めての身近な死っていうのは ひぃおじいちゃんだったかなー。 それともプードルのベルだったかなー。 どっちも亡くなった時の事を覚えてるんですけど どっちが先だったかは覚えてないです。 ひぃおじいちゃんが亡くなった時は お葬式っていう儀式自体はちゃんと理解できてなかったんですけど 漠然と、もうひぃおじいちゃんには会えないんだなと思いました。 プードルのベルが亡くなった時 保育園から母に連れられて帰ったら 動かなくなったベルは箱の中に入れられてて ベルの周りにはお花か何かがたくさん飾られていた気がする。 それで、母と祖母が号泣してて そんな2人をみて私もつられて泣いて そこで初めて 死=とても悲しい という事を学んだ保育園児でした。 この依頼をだしたお母さんは 七虹ちゃんに「死」というものを そのまままっすぐに伝えたわけではなかったけど どうなんだろうな。 どっちがよかったのかよくわからない。 私は号泣する母と祖母をみて 初めて「死」というものがどんな事か 頭だけじゃなくて、心でもちゃんと理解して それでよかったと思うんですけど 七虹ちゃんがちゃんと「死」について理解した時 お母さんの愛情を感じる事ができると思うし いろんな学び方があるんだろうな。 死=悲しいというということを学んだ時に見たのは 祖母と母の泣き顔でしたが お葬式=故人の方に別れを告げる場所ではなく その人と出会えたこと、 その人の歩んできた人生に感謝する場所だ という事を学んだ時に見たのも祖母の泣き顔だった。 やっぱり子供は周りの大人をみて学ぶんですね。 七虹ちゃんも、もしかしたら気づき始めていたのかもしれないけど 周りの大人があれだけ号泣していたら 自分が大人になるしかないよね。 死というのは悲しさだけでなく そんな優しさも学ぶ機会なんだと思います。 色んな学び方があるにせよ 幼い頃にペットの死を経験しておくことは とてもつらいけど、とても大切な事だと思いました。

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