学ぶこと

皆様こんにちわ 店長の睦です。 祖父が脳幹梗塞で倒れてから半年が経ちます。 早いもんだなぁ。 今月は祖父の誕生月なんですよ。 今年の誕生日は病院で過ごすことになっちゃうけど 来年は家でみんなでお祝いできるといいな。 祖父が倒れてからしばらくは 町で祖父に似た年齢、背格好の人を見ると どうしても (なんで倒れたのがうちのじぃちゃんだったのかなぁ) とポツリと心に小さなモヤを生んでました。 そんな事を思っちゃう自分は嫌でしたが、 そう思ってしまうのは仕方ない事だとも思ったし、 他の家族もみんな口にはださないけど そう思ってるんだろうなって思ってました。 そんなある日 祖母と、祖母の家でご飯を食べていた時の事でした。 祖母は祖父が入院してから、 毎日仕事を昼で終え 今まで一人で乗った事のない電車で毎日祖父の病院に向かいます。 きっと、体力的にも精神的にも 家族の中で一番負担が大きい祖母が、こんな事を言いだしました。 「毎日電車乗ってたら、 じぃちゃんに似た年齢で同じような体型の人をよぅ見かけんねんやん。 ほんだらばぁちゃん、いつもこう思うねん。」 それ聞いて私はこう思いました。 あぁ、ばぁちゃんも私と同じ事を思っちゃうんだろうな。 (なんで倒れたのが、うちのじぃちゃんだったのかなぁ)って。 でも祖母は、こう言いました。 「うちのじぃちゃんみたいに倒れへんように、体に気つけてほしいなって。」 なんかね、それ聞いて 自分をおもいっきり恥じずにはいられませんでした。 たまに 祖母がサラリと言う言葉に 自分の人としての未熟さが浮き彫りになって どうしようもなく恥ずかしくなる時があります。 それと同時に、 祖父が元気だった時 祖父が倒れた時 祖父が倒れた後 どんな状況になっても 祖父母から学ぶものの大きさも知ります。 私も、いつも優しくありたいものです。

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