グリムズ・フォレスト

皆様こんにちわ 店長の睦です。 昨日はツタヤで借りてきた グリムズ・フォレストという作品を姉と観ました。 あらすじ グリム童話発祥の地であるドイツの森奥深くの"妖精の丘"にやってきたサクソンらは、 巨大な石が並べられた神聖で、妖精を呼び起こす儀式に参加した。 すると、光の中から現れた妖精が突然ハンナの赤ん坊を奪い消え去ってしまう。 一向は赤ん坊を探し森をさまようが導かれるまま小さな一軒家に辿り着く。 アンバーはこの家に潜む残虐な七人の小人たちの餌食となり命を落としていった。 オオカミと魔女が支配する異空間に迷い込んでしまったサクソンらは、 グリム童話のストーリーを手掛かりに、赤ん坊を取り返し元の世界へ戻ろうとするのだが・・・。 あらすじをまとめると グリム童話が深く関わっている妖精の世界に迷い込んだ人達が 残忍で凶悪な妖精と戦い、時には殺されもしつつ 赤ん坊を救出&妖精の世界からの脱出を目指すお話です。 感想・・・ うーん。 個人的にはちょっと、おしい作品でした。 人間がダークな童話の森に迷い込むというのは とても大好きな設定ですし 敵としてでてくる、オオカミの赤い目が (きれかけた電球?) ってツッコミたくなるような チッカチッカ具合には笑ってしまいましたが この小道具のB級感はおいといて 他の凶悪な童話の登場人物達の描写はよかったです。 この作品には老婆が数回でてくるんですが 老婆はどこか狂ってて怖いです。 仮面かぶった殺人男とか 赤いワンピースを着た黒髪の女とか ホラーにはもはや記号ともいえるような鉄板な人物像ってありますが 狂った老婆というのは個人的に一番怖い設定です。 白雪姫の7人の小人達の登場シーンも、ぞっとしました。 とにかくみんな目がうつろで、なんとも言えない不気味感。 ハリーポッターのような凄いCGやセットを使っているわけじゃないけど 「ジムヘンソンのストーリーテラー」を思い出させるような チープだけど、そのチープさが逆に 嘘のようなおとぎ話っぽい演出になっていてよかったです。 特に切断された指などグロいシーンはいかにも作り物感が半端ないので グロが苦手な私でも観る事ができました。 でもこれね、私この作品のDVDの全編をあますことなく観れたわけじゃないんですよ。 というも、レンタルで借りてきたDVDにはよくあることなんですけど 途中でフリーズしてとぶんですよ。 だから後で本作品のレビューやあらすじについて書いている方のブログを読んでいると フリーズしてとんだせいで、抜けてるシーンも多々あったみたいで そらエピソードも若干雑に感じたわけだなと思いました。 こればっかりは借りてみないことにはわからないんですが・・・ でも日本語吹き替えがあるDVDと、日本語吹き替えがないDVDだったら やはり吹き替えのないDVDのほうがフリーズする確率が高いですね・・・。 この作品は妖精が 妖精を信じなくなった人間に復讐する話なんですけど 妖精か〜。 人の信じる力が 力の源になっている妖精という存在は 「妖精なんていない」と人が言うたびに 一人ずつ妖精が消えてしまうんですって。 日本でいう、人が信仰しなくなった祠や社の神様が 力を失ってしまうみたいなもんなのかな。 私は仏様や神様とかの事はよくわからないんですけど 森羅万象に宿る存在の事は信じていますよ。 それを神様というのか妖精っていうのか妖怪っていうのかはよくわかりませんけど。 あ、そういえば 担当の美容師さんにオススメされた 「ミザリー」「キューブ」 どちらも有名な作品ですが いざ借りようと思ってパッケージ裏を見ると ちょっとグロそうでいまだに借りれていません・・・。 毎度ツタヤに行くとホラーDVDは絶対借りるのですが やっぱり元祖の「キャリー」を超えるDVDはまだ見つかっていません。 もう本当にキャリーを演じるシシー・スペイセクが凄すぎました。 あれは本当に名作だと思います。

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