行ってきました

皆様こんにちわ 店長の睦です 昨日は会社を早退させてもらって 友人達とお通夜に行ってきました。 先日、呑みに行こうよー!って ラインの中でみんなで盛り上がっていたけど まさかこういった形で集まることになるとは夢にも思わなかったな。 私は、高校生の時 祖母のお姉さんのお葬式で 冷たくなった祖母のお姉さんの頬をなでながら 「姉ちゃん、ありがとう、ありがとうな。」 と泣きながらお礼を言う祖母の背中を見て お葬式やお通夜というのは 故人の人との別れを惜しむ場所ではなくて その人と出逢えた事や その人の人生に感謝する場所だという事を学びました。 あれから何度かお通夜やお葬式には出席してるけど その事を頭ではわかっていても 遺族の方々をみていたら そういった理屈だけでは割り切れない想いになります。 それが、友人なら、なおさら。 友人がお父さんの事が大好きなのは高校の時もきいていたし ご両親にとても愛されて育ってきたのも その子を見ていればよくわかりました。 友人は、この日も毅然としていました。 高校の時と変わらず姿勢もきれかった。 涙は流してたけど、凛としていました。 友人は、 折れそうな華奢な体で 制服のブレザーのポケットに両手をいれながら いつも誰よりも姿勢よくしゃんと立っていました。 決して大声で叫んだり 誰かの意見を押しのけて主張したりはせず いつもみんなが騒いでいるのを 一歩引いた所で静かに微笑むように見守っている友人。 私がダラッと制服を着ていたら いつも私の襟元や服装を直してくれていました。 そんな気配りがさりげなく出来る子。 友人の字はとても丁寧でどこか華奢な印象だけど 凛と美しく整えられていて、 字はその人を表すって本当だな〜 ってよく友人のノートをみて思いました。 そんな、友人の儚そうな外見の中に秘めた 強さと美しさを高校の時からいつも尊敬していました。 献花を終え ご遺族の方の方に会釈をする その一瞬の時 友人の「ありがとう」という震えてる声と 握手した友人の温かい手の温度を 私はずっと忘れられないと思います。 私達が献花を終え、 外でまだ来ていない友人をまっていると 担任だった先生もやって来ました。 先生も献花を終え、 一緒に友人を待っている時 色々と高校の時のことや クラスメイトの事の話をたくさんしました。 どうも私達がいた時のような お遊び美術コースとは違い ガチモード美術コースになっているようで・・・。 賞とかもバンバンとったり 国立の美術系に進学したりしてるそうで 後輩が恐ろしいわぁ・・・。 でも、美術コースができてからもう10年ぐらになるけど 男女の垣根なくみんなが仲良かったクラスというのは 後にも先にも私達のクラスがぶっち切りだったそうで、 「あのクラスはほんまに特別だった」と先生に言われて嬉しくなりました。 私のクラスから同じ大学に行く子が10人ちょいぐらいいてて それぞれ学科が違う大学でもしょっちゅう一緒にいてました。 それがもう高校の時から当たり前だったからわからなかったけど 男女の垣根ない仲の良さに 大学の友人達からはよくビックリされたのを覚えてます。 おかげで みんながそれぞれの学科の友人を集めてくるから サークルも全く入っていないわりに たくさんの子と知り合えたのはラッキーだったな。 この日、友達はみんな 「高校生の時が一番楽しかった」と口を揃えていました。 この日、いてなかった友人達も、前に同じ事を言っていました。 「これからもっと楽しくなっていくよ!」とフォローしていた先生(笑) 高校の時が一番楽しかったというのは 確かにそれには同感。 すごくわかります。 思い出が濃縮されているような濃い3年間でした。 友達とケンカしたり 悩んだり、悲しい事がある時もあったけど 退屈な日なんて、一日もなかった。 でも、 こうやってみんなと 高校生の時の思い出を話しあえる今も 今は私は嫌いじゃないかな。 この日も、遅くまで思い出話や 今の近況について話しあいました。 あ! 今までホラーが苦手な友人が多くて ホラーDVDが好きな友人が あまり周りにいてなくて寂しかったんですけど 灯台もと暗しとはまさにこのこと。 高校の時の友人達が 想像をはるかに越えてホラー関連に詳しかったです・・・。 クラスのお泊り会で観るDVDのチョイスがサイレンだもんな・・・。 なぜかみんなホラーDVDに詳しかったけど なかでも一人がDVDだけじゃなくて ホラー漫画にも超詳しかったです。 さすが初恋は鬼太郎なだけあるで・・・・。 みんなからいっぱいホラーDVDやホラー漫画の事を教えてもらったので さっそく観倒したいと思います! 色々と落ちついたら 今度こそ、みんなで笑顔になれる 楽しいお酒をみんなで呑みに行きたいと思います。