グレーテルのかまど

皆様こんにちわ 店長の睦です あまりテレビを観ない私が、 毎週楽しみにしている番組があります。 金曜日の夜に放送されている 「グレーテルのかまど 料理番組は数あれど、 スイーツだけに特化した番組って少ないのでないでしょうか。 ご覧とおり、絵本のような、メルヘンで、かわいいけど少し不思議な世界観をもつ とても素敵な番組です。 番組の 切り絵のような、ステンドグラスのようなオープニングアニメーションもダークメルヘンですごく素敵です! この番組は 十五代ヘンゼルこと瀬戸康史さんが 普段はヘンゼルの家の台所にある古いかまどの中にいる火 かまど(キムラ緑子さん)に色々と教えてもらいながら スイーツを作るという番組です。 そのスイーツはいつも仕事や外出で忙しい姉のグレーテルの為に作っているのですが 自らの才覚でたくましく人生を切り拓いた女の子・グレーテル。 番組はすべての現代の「オトナになったグレーテルたち」に向けて制作されているそうです。 ちなみにこの番組は、ただスイーツを作るだけでなく 様々な物語に因んだスイーツを、物語のスイーツが登場するエピソードと共に、 スイーツレシピを紹介しています。 この前の放送は(アンコール放送でしたが) 「赤毛のアン」の作者、モンゴメリの チェリーパイでした。 モンゴメリの生涯のエピソードや 赤毛のアンにでてくるチェリーパイを 題材にした回でした。 この番組は、料理番組なありがちな ナビゲーターと、料理の先生の間に流れる なんともよそよそしい、埋まらないな距離感がないので安心して観れます。 ナビゲーターの方が気を使ってその距離感を埋めようとするほど なんだかしらじらしくなって 観てるこっちがいたたまれない気持ちになるんですよね・・・ 瀬戸康史さんとキムラ緑子さんは 普段から仲がいいんだろうなぁという雰囲気が伝わってくるんです。 瀬戸康史さんの元気さと キムラ緑子さんのユニークさ溢れるトークで なんとも和気あいあいとしたお喋りで、楽しそうに料理が進行していきます。 まるで、素直で人懐っこい少年と、少年が生まれた時から可愛がってる近所のおばちゃんみたい。 時々、ヘンゼルがスイーツを派手に失敗したり たまにかまどのキャラ設定が崩壊したりするのも笑えます(笑) 世界観もよし キャラクターもよし スイーツに特化した所もよし コンセプトもよし で、まるで私のツボをつく番組ですが もうひとつツボなのは セットのインテリアですね。 セットの中には いくつか私の部屋に飾ってるのと同じインテリアもあるんですよ。 このセット、本当に青いけど 料理番組で青のセットというのは凄い発想ですね。 青など、寒色系の色は食欲減退する効果があるので (反対に暖色系の色は食欲増進する効果がある) 料理番組で寒色系のセットをみた事がないのですが ここまで青でくるかというほど青ですね。 そしてこの青さが、キッチンのなんとも不思議な世界観を生みだしている気がします。 インテリアにも違和感なくマッチしていて このセットを作った方のセンスに脱帽。 グレーテルのかまどは 例え本当のレシピが手に入りにくい材料を使用したものでも 辻製菓監修のもと 手軽に手に入る材料を使ったレシピにアレンジしているので おもわずスイーツを作って食べたくなる オススメの番組です!