日本語

皆様こんにちわ 店長の睦です こんな話をききました。 1963年日生劇場の落とし公演で、 ベルリン国立歌劇場モーツァルトフィガロの結婚』が上演されました。 スザンナ役を演じたドイツのソプラノ歌手 エリカ・ケートさんと浅利慶太さんと歓談の際の話です。 エリカ・ケートさんは言語の響きや匂いに敏感だったそうです。 エリカ・ケートさんは、自身が言語によって感じる違いをこう表現しました。 イタリア語・・・歌に向く言葉 フランス語・・・愛を語る言葉 ドイツ語・・・詩を作る言葉 スペイン語・・・祈りを捧げる言葉 英語・・・商売をする言葉 最後に 「日本語は?」と、浅利さんが尋ねると エリカ・ケートさんは 「人を敬う言葉」 と答えたそうです。 日本って他国に誇れる所、たくさんあると思いますけど 私が、きっとこれは世界一だろうと思えるのは 「言葉の美しさ」ですね。 世界一といっても私は世界中の言語を知っているわけではないのですが それでもやはり、日本語の美しさというのは 世界中でも唯一無二だと思っています。 色んな造語が流行っている昨今 私はそういった日本語のボキャブラリーの多さも含め 日本語が好きですが やはり、礎は忘れてはいけないなと感じました。