皆様こんにちわ 店長の睦です まだ風は冷たいけど お日様はポカポカな日が多く、ようやく春めいてきましたね! 冬は冬で嫌いではないけど 冬から春に変わる季節って なんだかみんな暖かい春を待ちわびているようで (花粉症の方にはつらい季節かもしれませんが・・・) 百貨店などでディスプレイされているお菓子も 春一色な鮮やかなパッケージで見てるこちらもウキウキします。 今年も桜が咲くのが楽しみですねぇ。 開花にはまだまだ早いと思いつつ、 近所の桜の木を見ると、ついつい顔をあげて見てしまいます。 木・・・といえば 時々「あの人はプライドが高い」って言葉を耳にするじゃないですか。 プライド自体に形があるわけではなく その言葉自体例えなんですけど。 私、昔からプライドという言葉を聞くと いつも木が浮かびあがってくるんですよ。 「プライド」という言葉は 「誇り」「自尊心」「見栄」 良くも悪くもいろんなイメージで使われている言葉ですが 自尊心も見栄も、 私の中では良い意味と悪い意味をあわせ持つ表裏一体なものなので 特別悪い言葉だとは思いませんねぇ。 それらをひっくるめて 一本の木。 自分の心の中の大切な場所にある 一本の木です。 私のイメージではね。 よく、「プライドが高い」という言葉を耳にするけど 背が高く細い木は 風がふくとすぐに折れそうになるし 鳥につつかれたり 傷がつくのを怖がって 必死にその木を守ろうとして ついつい周囲に攻撃的になってしまったり 意固地になったりしてしまう。 過敏に反応しすぎて自分の木に傷をつけられたら、 相手の木にも傷をつけてやろうと思う人もいるかもしれません。 細く高い木を必死に守ろうとしているその姿に美学を感じる人もいると思うので それが間違いだとは私は言いきれませんが。 ただ、私は 他の人にはなかなか気付いてもらえないような そんな低さでもいいから 経験と知識という養分を吸収しながら 地面にしっかりと根付いている 多少の風ではなビクともしないような そんな太い幹に育てていきたいです。 高く太く 高く細く 低く太く それは人それぞれで どんな木に育てたいのか それは自分と相談しながらしっかり決める事だと思います。 ってな感じの話を 自他共に「プライドが高い」を認める姉に話するとですね 最初は「高く太くなんてそんな器用な事できんわ」と言ってたんですが この前、ポロっと 「ムーの話しみたいに、もっとプライド太くしやなアカンわ」 って言ってました。 え? 姉が納得した??? すごく反撃されると思いながら あの時その話をしたんですけど。 私お酒入ってたんで前後の会話が超うろ覚えなんですけど 今思えば姉の言葉は夢だったの??? いや、ここでは実際に姉が言っていたと思って書くことにします。 今まで何事に関しても頑なに頑固だった姉が 最近、私の話しを聞いて納得してくれるようになりました。 まだまだ親には素直になりきれない所があるみたいですが・・・ 姉の木が、昔みたいに頑なに硬いままではなく 風が吹けば、しなって風を受け入れ流せるしなやかさもでてきたって事なのかな。 私の木も、 今はナヨナヨで強い風が吹くといつポキンと折れてもおかしくないような そんな栄養不足気味の頼りない木ですが 最近、小さな小さな、本当に小さな新芽が でてきたような気がしなくも・・・ないです。 ゆっくりと、大切に私の木を育てていきたいと思います。 みなさんの木も、思い描く形に育てばいいですね!