オススメ - milcaworld

皆様こんにちわ店長の睦です皆様は3連休でしょうか？正月休みが明けてすぐにやってきた連休を楽しんでますでしょうか？？ MILCAは・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3連休ではないです・・・・・・・・・。むしろ連休ではないです・・・・・・。日曜日だけのお休みです・・・・・・。そんな気持ちが曇る時は!! この本！！！「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」べ、別にMILCAがブラック企業だと言いたいわけではないですよ！お正月休みの時に古本市場に行ってこの本を見つけて何気なくパラパラと2.3P読んでみると何だかすごく面白くて。古本市場のクーポンもあるし、（まぁ買っても本棚の肥しになるだけかもしれないけど・・・）と、なんとなく買ってみただけなんです。でも、家に帰って読んでみると、続きが気になってしょうがないんです。この本はですねある男性が電子掲示板「2ちゃんねる」で立ち上げたスレッドを、書籍にしたものです。中卒ニートの主人公「マ男」は母の死をきっかけに就職を決意。就職したIT企業での過酷な労働、良くも悪くも個性豊かな職場の人達に振り回される日々が本書には書かれています。スレ主であり、本書の主人公である中卒ニートの主人公「マ男」傍若無人な態度で部下に仕事を押しつけてくる「リーダー」とんでもなく空気の読めない「井出」実力はあるが何もしゃべれずリーダーにいじめられ続ける「上原」福山雅治似で仕事ができて頭もきれて主人公が本当にピンチの時はいつも手助けしてくれる、まさに神平成の孔明こと「藤田さん」のちのち、何人か新しい登場人物は増えてくるんですけどある意味ネタばれも含むのでここでは割愛します。この内容は全て主人公「マ男」さんが体験したブラック企業での苦悩が書かれているんですけどマ男さんの文才があっぱれで、読んでいると、マ男さんの人生がものすごくドラマチックに感じるのですがきっとこれはマ男さんが日常で起こった出来事を書くのがとても上手いからでしょう。読んでいる人を引きつけるマ男さんの文章を、是非皆様にも読んでもらいたいものです。そして書きこんでいるのは2ちゃんねるという掲示板ですのでマ男さんの書き込みを読んだ人がそれについて返信していくという小説とは全然ちがったスタイルのデザインで本になっていますので活字を読むのが苦手な人も、この本なら見やすいと思います。マ男さんの書きこみから始まったこのスレッドは映画にもなっていてこの本がとても面白かったのでDVDを借りに行ってきました。主人公「マ男」が毛穴からイケメンオーラが噴出してそうな小池徹平さんで黒髪　ぽっちゃり　地味系を想像していた私としては（これはちょっとミスキャストなのでは）と最初違和感感じまくりでしたが小池徹平さんの熱演で、最後の方は気にならなくなってました。傍若無人なリーダーが品川さんで、怒る姿もなんだかコミカルな感じで笑えたけど愛橋がありすぎてもっと中年の渋い男性で怒る姿も凄味がほしいと思いました。平成の孔明こと藤田さんはイメージどうりのキャストさんでした。本物の藤田さんは福山雅治さん似だそうなので福山雅治さんが演じる藤田さんも見たかったけど。タイトルに「ブラック会社に」とありますがブラック企業の汚い部分を見たくてこのDVDを借りたらちょっと違うかもしれません。ブラック企業の裏側や批判にスポットをあてたというよりはそこで働いている人達のやりとりや主人公「マ男」の成長について描かれている物語ですから。 DVDも良かったけどやっぱり、割愛されている部分が多くあったり変更されている部分があるのでより深く、詳しく書かれている本の方も是非見て欲しいな。最初、本を読み始めた時はマ男さんの過酷な職場を知って（やっぱり社会人って大変だよ、恐ろしいよ。仕事って怖い！）とガクブルだった私。お正月休みが姉よりも少なくしかも隔週であるはずの土曜日休みが1月は全部なくなったうえ祝日の日であるはずの今日も出勤（周りは全員休み）でいじけてた私ですが「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」の本を最後まで読むと（ちょっと頑張ってみようかな）と思う私がいます。それは（こんなひどい職場に比べたら、私の職場は全然良い方）とか、そんなものではなく読む前は「仕事」について、猫背だった自分の姿勢が読んだ後は、自然とまっすぐと伸びていくようなそんな気持ちになる本です。オススメ！