ゴール

皆様こんにちわ 店長の睦です 今日、最近ずっと悩んでいた新しいiPhoneケースの3Dデータを作り終わり ヒャッホーーーーー!!!と舞い上がる気持ちでいてたら 色々な都合で修正する事になりました。 ワ―ォ そうですね この状況をRPGで例えるなら 私のレベルが12くらいだとして 最初のミッションレベルが13くらい。 まぁパーフェクトクリアでなくてもクリアはできるなというレベル。 で、修正の内容のミッションが レベル16くらい。 多分、頑張れば勝てると思うけど、真正面からぶつかると結構厳しい。 時間がないミッションだとかなり追い込まれるパターン っていうレベル。 今まさにそんな状況です。 今回作っているiPhoneは、男性用で規則的に柄が並んでいるタイプですので 作成上、色々と数値を気にしなくてはならないという難易度が追加されています。 今までのiPhoneケースに比べると 色々とややこしい計算をしないといけないデータですので 社長と打ち合わせをしている時に 私の数学力の低さがバレました。 いや、もともとバレているかもしれませんが さらに大っぴらににバレました。 数学というか、図形を使った算数レベルの計算ですが 包み隠さずバレました。 私より部長の方が恥ずかしそうでした。 パッケージデザインや、商品デザインをしている時に使う2D。(イラストとか) モデリングをしている時に使う3D。 私はその時の仕事内容によって2Dと3Dどちらもしますが 触れれば触れるほど3Dの難しさを痛感します。 新しい仕事に着手するたびに 長い旅にでかける気分になります。 旅といっても、決してファンタジーな気持ちなわけではないんですよ。 ゴールに辿りつけるかどうか、毎度不安にもなります。 パッケージデザインや商品デザイン(ラフ図)の仕事など、2Dの仕事は、 ゴールがどんな所かは全然わからないけど、 地図もあって道具もあってそこに行く方法は知っている。 周りの風景や色んな物を見てひらめきやアイデアをもらいながら 自分でこれだ!と思うゴールを決めながら歩いてくという感じ。 ゴールを決め、実際にそのゴールの場所から周りを見渡し その時は満足感に浸っても、しばらく時間が経って見ると 自分が決めたゴールを (もっともっと頑張っていたら この場所よりいいゴールを見つけれたんじゃないか)とか 色々反省したり思う事はありますが。 でも、3Dモデリングは ゴールがどんな所か知ってるけど 旅が楽になる道具もなくて 地図もない。 どうすればゴールに辿りつけるかサッパリわからない。 何度も何度も迷子になりながら 正解の道を探して 自分で少しずつ目的のゴールまでの地図を描いていく。 ゴールを探す事が目的の旅と(2D) ゴールにたどり着く事が目的の旅(3D) 私が学生の頃 一番得意だった美術の性質と 一番苦手だった数学の性質が 社会人になってもそのまま反映されてます。 3Dモデリングは、いまだに毎回夢にまで出てくるほど悩んでいますが そうやって今日苦労して書いた地図が、 きっと明日やいつかの自分を助けてくれることになるのでしょう。 頭ではわかりながも なかなかうまくできずに頭がパンクしそうになり 考えや計算がまとまらず 毎度心が折れそうになり(もはや心が折れそうになるのは生活習慣) 今日も心は半泣きになりながらモデリングしている私でした・・・。