皆様こんにちわ 店長の睦です! なんだか今日は腰を据えて じっくりブログを書きたい気分! でも毎度のように書くネタがないんだなこれが!! 何書こう〜〜 何書こう〜〜〜と悩んでいて 何か思いついた試しはないので とりあえずブログの神様が降臨するまで待つとします。 (投稿画面のまま放置する事30分・・・) 神は降りて来なかった。 神が降りてこなかったので もういつもの怖い話パターンでいいやと思い 田舎にまつわる事を書こうかなと考えた時 ふとある事を思い出しました。 私、父の田舎が鹿児島の山の中にあるんですけど。 私たちが最後に行ったのは小学5、6年ぐらいだったかな。 今は都会化も進んでいるようですが 当時は本当に田舎という感じでした。 もう、本当に山。 THE・山。 家からでるとすぐに山道だし、山道の隣にはなぜか墓場があるし。 こう書いているとつまらない場所だと思うかもしれませんが 私は田舎に帰るのが少し楽しみだったんです。 と、いうのは 田舎の祖父の家のお隣さんは ちょうど私達と同い年の女の子がいてたんです。 (父同士も幼馴染らしい) 名前はあっこちゃん。(本名は知らない) 私たちが最後に会ったのは 小学5.6年生よりもさらに数年前の事だったんで ほぼ記憶にはない状態です。 だから、仲良くなれるかなとか ちょっとワクワクしてました。 実際、田舎に帰り 私と姉であっこちゃんを遊びに誘うと いくらお隣さんと言っても 最後に遊んだのはもう何年も前ですから いきなり双子に誘われて、若干とまどい気味ではあったものの あっこちゃんと、あっこちゃんの妹と私達の4人で山道を探検する事になりました。 しかしここでまさかの迷子になるわ 変な実を触って指がかぶれるわ いろんな事はあったものの 普段住んでいる大阪の町ではなかなか体験できないことばかりで 私達も楽しかったんです。 そんな感じで田舎をエンジョイしてた私達。 そんな時、あっこちゃんの家では ニワトリや、牛を飼っている事を知り 動物好きの私達双子は、「見せて見せて!」と大はしゃぎでした。 だって動物ふれあいコーナーが お隣さんの家で楽しめるんですから。 あっこちゃんは、私達を自宅の動物小屋のような所に案内してくれました。 ニワトリがコケコケ元気に走り回ってるし うろ覚えだけど牛もいた気がします。 あれ?馬だっけ? そこら辺の記憶は曖昧なのは、ワケがあるんです。 「いいな〜!いいな〜!!」 と、はしゃぐ私達。 そう、私達は この元気なニワトリや牛を ペットとして飼っていると思っていたんです。 ウチらも飼いたいなぁ!と言ってはしゃぐ私達を見て あっこちゃんが不思議そうに 「それ、食べるんだよ」 と言った時の 半端ない衝撃。 もう同じ日本なのにカルチャーショックですよ。 私も姉もおもわず固まってしまい、 コケコケ言っているニワトリ達を見つめ 改めてあっこちゃんの言葉を理解して 泣きそうになってしまいました。 もちろん、普段食べている鶏肉や牛肉が ニワトリや牛だという事を知らなかったわけではないんですよ。 でも、普段スーパーで売っている肉って もう食品加工されていて、生前の姿の名残がないじゃないですか。 わかってはいたものの 頭のどこかで牛と牛肉は違うものだと考えていた都会っ子。(小田舎だけど) 動物は、ペットとして、 いや、家族として愛情をもって一緒に暮らすものだという概念が覆された瞬間。 なんでそんな事平気でできるのか。。。。 と、当時の私には 家で飼っている動物を平気で殺し、食べてしまうという事が ひどく残酷で異常な事に思えてしまい 到底理解ができませんでしたが この歳になってよく考えてみれば 命の大切さを知っていたのは むしろ、あっこちゃん達の方ではなかったのかなと思います。 牛と牛肉を別のものとして考えている方が、 よっぽど残酷な話ではないかと。 私達は、他の生き物の命を貰って生きていると言う事を忘れてはいけないな。 なんて考えていると こんなことも思いだしました。 昔、まだ母の仕事の帰りが早かった頃 母が台所で夕飯の焼き魚を作っていたんですよ。 その姿を、まだ子供だった私は横から見てて 「魚がかわいそう」と泣いてしまったのです。 すると母は 泣いてる私に なんやかんやと言っていましたが(ここら辺はうろ覚え) 最後に 「だから、残したらアカンねんで。」 と言っていました。 あの時は、母が私たちにご飯をしっかり食べさせるために言った 自分勝手な事だと思ったけど 今なら、その言葉の意味もわかる気がします。 大学生の時、当時住んでいた祖父母が住んでいた家はネズミがひどく 食べ物も食い荒らされることがしょっちゅうあったんです。 私達が祖父母の家に行った時 ちょうどネズミ捕りに引っかかったネズミがいたんですよ。 ネズミ捕りに引っかかったネズミの末路は もう決まってるじゃないですか。 私と姉は祖父を止めたけど 祖父は聞き耳もたずで 結局そのネズミを殺してしまったんです。 私は祖父が残酷にも見えましたが 祖父が言う事も理解できないわけでもないし どう考えたらいいのかわからず なんだか割り切れない想いでいっぱいでした。 そんな私の横でいつまでも姉が泣いてたな。 う〜ん 一体いままでどれだけの命を貰ってきたのか・・・ いや、「貰う」と言うのはきこえがいいですね。 動物達が「どうぞ食べて下さい」「どうぞ殺して下さい」 と言ったわけではないので 正確に言うと奪うでしょうか。 色々考えても答えが出ず、気が遠くなりそうです。 人間も本能だけで生きていると こういった命について考える事はなかったんでしょうけど。 それでもやっぱり肉料理は美味しいな。 ブログの神の降臨待っていたら 深いテーマになってしまいました。 MILCAは明日明後日と連休です。 極寒に負けずひらパー楽しんできます!! \ ( * ⌒ ▽ ⌒ * ) /