指輪とシルクドソレイユ

皆様こんにちわ 店長の睦です 休日に、父が母に結婚25周年のダイヤモンドの指輪をプレゼントしたそうです。 あれ? 子供生誕24周年の記念は??? 母もそれについてつらつらと フェイスブックに書き込んでるのはいいんですが 授かった私達子供の事よりも Mr.マダムにスポットライトが当たってました・・・・・。 夫婦かぁ〜〜 ここで私も 「早く結婚して素敵な夫婦になりたいな!」 なんて可愛く言えればいいんですけど 年々、歳を重ねるごとに 結婚は自分を縛るものという考えが抜けなくなっていくな。 友人の中には、「早く結婚したい!」って言ってる子もいますけど それに賛同できない私。 (世の中の夫婦はなんで結婚したんだろう) と想いにふけることもあるそんな妙齢24歳。 いつかこんな考えが溶ける日がくればいいんですけど 今そんな事を考えていてもどうしようもないので 今は自分の登りたい山をしっかり越えていきたいと思います。 さて、話は変わりまして 日曜日、友人達はみんな映画館にエヴァを観に行ったとmixiなどに呟いている中 私は姉に誘われて映画シルクドソレイユを観に行きました。 姉は前日の夜にも行ったんですが よほど良かったらしく、超ゴリ推しでした。 『タイタニック』『アバター』のジェームズ・キャメロンが製作を務め、世界的に著名な「シルク・ドゥ・ソレイユ」のショーをモチーフにして作られたファンタジックな愛の物­語。 シルク・ドゥ・ソレイユのショーの中でも、世界最高レベルと目されるラスベガスの常設ショー「O(オー)」「KA(カー)」「LOVE(ラブ)」などをフィーチャーし­、空中ブランコ乗りの青年を追って不思議な世界に迷い込んだヒロインの冒険を描き出す。 メガホンを取るのは、『シュレック』『ナルニア国物語』両シリーズを手掛けたアンド­リュー・アダムソン。ロマンチックなストーリーと臨場感あふれるスペクタクルに、誰もが夢中になること間違いない。 配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン 2回観ても、姉はとても感動していました。 よほどツボにはまったみたいです。 世界観の作り上げ方、デザイン、演出などなど・・・ 色々と勉強になることはありましたが 帰りの電車の中、本作について姉と話していたら 姉はこの映画のラストをバッドエンドだと言いました。 あれっ 私はハッピーエンドだと思ったけどな。 物語があってないような いや、ないようであるような本作です。 あらすじをネタばれありで説明すると 空中ブランコ乗りの青年と、 偶然サーカスを見ていたヒロインが恋に落ち (お互い一言も喋ってないけど) 青年はショーの最中、ヒロインに気を取られ空中ブランコから落下。 それを見たヒロインはあわてて青年の元に駆け寄ろうとしますが 青年と共に、舞台に飲み込まれていきます。 気付いたらそこは違う世界。 ヒロインは空中ブランコ乗りの青年を探して不思議な世界を彷徨います。 最後はお互い再会できたんですが 不思議な世界から元の世界に戻るというシーンはありませんでした。 姉は、あの世界はまるで悪夢みたい。 2人を元の世界に戻してあげたかった、と言いますが 私は あの世界を悪夢みたいだとも思わなかったし スクリーンの中の2人がとても幸せそうに見えた。 悪夢じゃなくて、甘い夢に見えた。 サーカスは、見ている時はまるで夢のようだけど サーカスが終わると、夢から醒めて現実に戻ってしまいます。 この世のどこかに 醒めない夢があってもいいと思う。 この辺の感じ方の違いに いつぞや占い師が言っていた 「お姉さんは現実世界を生きる人で、妹さんは精神世界で生きる人」 という言葉が思い出されるなぁ。 色々と物語を解釈しながら観るのもよし あまり深く考えず超人的な技に感動しながら観るのもよし その人の個性で観方が変わる 自由度の高い映画だと思います。