アートブック

皆様こんにちわ 店長の睦です 昨日は、すごい台風でしたね。 子供が濡れた道路のせいで転び そのまま強風によって車道の方に飛ばされてしまい、 周りの大人があわてて助ける光景がテレビで報道されていました。 大阪は他の地域程、台風による被害は多くないと思うんですが それでも昨日はすごい風と雨でした。 そんな台風の中、車で秋服を買いに行ってきましたよー もう自転車倒れてるわ、植木は転がってるわ 道行く人の傘は折れてるわ 台風の日は雨がつらくても傘はささない方が賢明ですよ。 折れた傘をそのまま放棄したのか それとも風に無理やり持って行かれたのかは知りませんが 車道にも折れた傘が転がっていて、大変危険でした。 しかしこんな台風の日でも、ショッピングモールに人は集まるもんで・・・ どこもかしこも満車で 駐車場になかなか車を停めれず 車を運転している、 瞬間湯沸かし器の特性を持つ母が一瞬でイライラしだし 5秒に1回はため息の吐き出し ため息ならまだいいものの 言葉使いと態度が豹変し それを許せない姉が後部座席から 「下品!」と言って母を怒りました。 それでますます母の機嫌は悪くなり 2人は一発触発の雰囲気に・・・。 そして私は助手席に座っているんですが、 一番気まずいフォーメーションですよコレ。 それでもなんとか車を停めれて いざ秋服! と勇んでいたものの 結局服は買わず、買ったのは 本2冊 アクリルガッシュのセット メディウム(アクリルで描く時の下地塗料) クロッキー帳 ブランケット でした。 また次の休日服を買いに行かなくちゃいけません・・・・。 しかし、買う予定になかった本ですが 本屋さんで見かけて思わず買ってしまいました。 これが素晴らしい内容で。 ピクサ―公認のトイストーリーのアートブックです。 キャラデザ、コンセプトアートなどの設定資料に加え、 スタッフから細かくコメントが書かれています。 私はもともと、こういった設定資料本やアートブックが大好きで 初期デザインのラフ画やコンセプトアートが勉強になるのはもちろん 「このシーンを作る時に、こんな苦労をした」 とか 「このキャラクターはこういった意図があってこうデザインした」 とか 製作側の裏を知れて、より作品が深いモノになります。 私は 製作者の苦労を伴わない名作なんてありえないと思いますが 同時に 製作者の愛を伴わない名作もありえないと思います。 好きな作品の設定資料集や、 アートブックを見るとそれがよく伝わってきます。 しかし、さすがピクサ―・・・ ラフスケッチでも世界観が溢れるように描かれています。 トイストーリーはモデリングCG作品ですが この本はアートブックだけあって デジタルでアナログ風に着彩されている絵が大量に収録されています。 (表紙のような) それがなんと素晴らしいこと。 本当にウットリします。 中身をちょっとだけ紹介しますね。 こちらはバズの初期デザインが掲載されているページです。 改めて見るとデザインの細かさにびっくりします。 水彩で着彩されているように見えるんですがどうなんでしょう。 水彩風にCGで描いてるのかな〜。 魅力溢れるキャラクターも、そのデザインや設定には製作者側の想いがたくさん込められていて キャラクターに魅力がないと、 どんな物語や演出にこだわった凄い映画でも おもしろく感じないのが不思議なところです。 こちらは、あのお馴染みの名シーンのスケッチですね。 トトロの存在感が半端ないです。 やっぱりジブリって凄いんだなぁという事を見せつけられるような一枚です。 この本の表紙にはトイストーリ3と書かれてますが 他のシリーズも掲載されているのが有り難いですね。 私は個人的に、2が一番純粋に笑えて楽しめたので。 周りの友人は3に号泣したという子が多いんですけど 3のDVDを見た時は 感動以前に感心してしまい 姉と 「なるほど、こうやってまとめるのか・・・」 と2人でうなずき合ってみた記憶があります。 アンディが大人になってしまい 寂しさと切なさもある大円団。 でも、その寂しさと切なさがあるからこそ、 きっとこの作品は見た人の心にずっと残る作品になったのではと思います。 壮大なオモチャのファンタジーのようで 誰もが知っている気持ちを描いた、実はとても身近な作品でした。 こういった設定資料集やアートブックは、 少しお値段が張ることも多いですが 私が見たものは、どれもお値段以上の価値があると思う本ばかりでした。 もちろん、この本も素晴らしかったです。 トイスト―リ―が好きな方は買って損はないと思いますよ。