ゆびきりの家

皆様こんにちわ 店長の睦です 「ゆびきりの家」に行くのは断固拒否していたはずのC子が やっぱりついて来てくれる事になりました。 そうして、ゆびきりの家についたわけですが・・・ すごい行列。 これは入れるまで2時間くらいかかるんじゃないのって不安になりましたが 意外とスムーズに前に進みました。 真昼でしたが 並んでいる軒下には日陰が出来ていたし、 噴射するミストも設置してくれていたので 暑いことには変わりはないけど、 思っていたより楽に並ぶ事ができました。 スピーカーが設置されており、並んでいる時に 中の人達の悲鳴が外にも思いっきり聞こえるようになっています。 これで入る前に恐怖倍増ってやつなのか。 上手い事できてます。 「ゆびきりの家」で見た事を誰かに教える事は禁止なんです。 ネタばれ禁止ってやつですね。 だから障りのない程度で書きます。 自分達の前の人達が入ると、 次のグループは家の玄関で待たされます。 しかしこの玄関が真っ暗で真っ暗で。 隣にいる姉やC子の顔も見えないくらい、本当に真っ暗なんです。 目の前には中が見えないように布(のれん?)が掛けられており 全くなにも見えない状況。 私達の前に入ったグループというのが ダブルデートしてる男女4人のカップルでした。 しかしこの4人の悲鳴が本当に凄くて 男性2人「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 女性「きゃぁぁぁぁ!!怖いぃぃぃ!!怖いぃぃぃ!!」 女性「もう出たいぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 暗闇に轟く悲鳴。 「そ、そんなに怖いの!?」 と悲鳴にビックリする私達。 思わず3人で手を繋ぎます。 しかし、怖いと同時にワクワクもしてる私達 さぁ、一体どうやって私達を怖がらせてくれるのか!! 女性「痛いぃぃぃぃぃ!!痛いぃぃぃぃぃ!!!」 Σえ、痛いの!!? 何されてるの!?? 痛い事されるの!!!? 期待と共存しているオカルトチックな恐怖はぶっ飛び 期待など微塵もない物理的ダメージな恐怖が私達を襲いました。 痛いって 何されてるんだ 何されてるんだよ そうこうしているうちに私達もスタート。 悲惨な運命をたどったあやことゆびきりするのが このお化け屋敷の目的です。 中は本当に暗く、そして道は狭いです。 きっと先ほどのカップルは4人で入った為 だれかがビックリした時に女性の足でも踏んだのでしょう。 あまり大人数でお化け屋敷に入るのも危険ですね。 私達があまりにチンタラ行ってるせいで ゆびきりの家の一番見せ場なあやこの部屋で、 姉があやことゆびきりをしようとした時 ガラッ(ふすまを開ける音) 「え」 なんと、後ろに並んでたカップルが私達に追いついてしまったのです。 一番見せ場な部屋の仕掛けを見てしまったカップル。 不気味な部屋で寝ているあやこと ゆびきりしてる私達と そこに出くわしたカップル。 なんともシュールで気まずい空気の中 廊下でふすま開けたまま一瞬固まった彼氏さんは 一度開けたふすまを閉めました。 入ってこないの!? わざわざ開けたふすまを閉めるその光景は 不気味な部屋でかなりシュールでしたよ そんなあやこの部屋をクリアすると また次の仕掛けがあるんですが ある所をよく見ると 思いっきりこの先の展開を予想できるものがあるんですよ。 仕掛けの仕掛けがあるんです。 多分、これに気づかなかったら相当怖い思いをします。 「これは●●●●やな・・・・・」 「確実に●●●●やww」 と私と姉がこれから起こる展開を話していると 先ほどのカップルが近づいてくる気配がしたので 急いで姉がダッシュでその場を進み 私も次いで進んだのですが すぐ後ろで 「きゃあぁぁぁぁああ!!」 というC子の悲鳴が。 なぜ、仕掛けをわかっているはずのC子が叫んでるんでしょうか。 私と姉はC子の謎の悲鳴にビックリし その時私は後ろを振り返ったのです。 すると、そこには先ほどを上回る光景がありました。 こちらにダッシュで向かってくるC子の後ろで またもや最悪なタイミングで追いついてしまったカップルです。 私たちの予想通りの役目を終えた仕掛けは 作動している時のリアルな動きとは違い おもいっきり無機質な動きで元のポジションに戻っていくのです。 そしてそれをまたもや固まって凝視している彼氏さん。 さ、最悪なタイミングすぎる。 仕掛けをわかっているはずなのに、 なぜか悲鳴をあげてこちらに猛進してくるC子と 自分の持ち場に機械感丸出しで無防備に戻る仕掛けと 横でそれを穴があくほど見つめている彼氏さん。 私が見たあの光景は皆様の想像を絶するシュールさですよ。 色々と仕掛けはありましたが 一番インパクトに残るシーンとなりました。 順番待ちで家の外に並んでいる時、 まだ私が見てない「るろうに剣心」の内容を 彼氏さんがエンディングどころかアナザーストーリまでも 彼女さんに事細かく教えていた時はかなりイラつきもしましたが るろうに剣心のネタばれされたお返しに お化け屋敷のネタばれを計らずともしてしまいました。 しかも、大阪の方ではなく 九州から出てきてるカップルだったらしく これまたなんと申し訳ない事を・・・・・。 そのカップルどころか、 次のグループも追いついてしまい 同じ部屋に3グループが出くわすという事もありましたので 今度からは、出来るだけさっさと進みますよ!! 私が予想していたのは ゆびきりと言うくらいだから 「ゆび切り」とかけて 切られた小指を模した リアルな造形物がお皿の上にたくさん盛ってあったり いつの間にか静かに後ろに誰かが立ってたりとか 思いっきりお化け役の人に追いかけられたりとか 全然仕掛けと関係のないような所で(受付とか) だれかが窓からのぞいてたりとか 終わったと思いきや なぜか最後、 受付のお姉さんの後ろのカーテンからボサボサの髪が一瞬だけ見えたとか それを言ったら 「え?ここに仕掛けはないですよ」と不思議そうな顔で言われたりとか そういったものを予想していたので 恐怖度としてはすこしジャンル違いな感じはありますが シュールさではぶっちぎっていたので ある意味、かなり思い出深いお化け屋敷になりました。 行ってよかった!! でも次からはできるだけさっさと進みます!!! 「いきなりビックリさせられる系」に弱いらしいC子は、 全部に悲鳴をあげていたので 多分、外のスピーカーにはC子一人の悲鳴しか聞こえてなかったという話を お化け屋敷からでてから3人で話しましたが それはそれで、私が外に並んでその悲鳴を聞いていたら 「うお、この子一人で行ってるんだ、凄いな!」 ってなるだろうな。 私と姉が2人で行っても2人とも 「うおっ」 とかばかりで悲鳴がないので お化け屋敷をエンジョイできずにおもしろくなかっただろうけど 同じくいきなりビックリさせられる系に弱い 私の母と行けば C子はもっとお化け屋敷をエンジョイできるかもしれません。 その時は是非、私と姉も お化け役として全力を尽くさせていただきたい。 最高のプランを考え抜きたいと思います。 一日中梅田で遊びました〜。 人の多い梅田から地元の駅に戻った時に感じた 地元駅のいい感じに過疎ってる駅に愛着をかんじつつ (初めて利用したけど) 駅のホームから見える生まれ育った町と 町を照らす夕焼けに感動。 雨上がりで綺麗な夕焼けでしたよ〜。 そして 計ったかのような逆光。 家に帰った後は 晩ご飯にC子のご両親が焼き鳥を食べにつれてってくれました。 焼き鳥大好きです! 露店がある所に出かけるたびに ジャンボ焼き鳥屋がある事を期待する私ですが これがなかなかジャンボ焼き鳥屋ってないんですよ。 そして家族で焼き鳥屋に行くっていうのが我が家ではないので 目の前で 何本もの焼き鳥を同時に素早く焼く 店主さんの手際に感動してしまいました・・・。 シュバっ! シュバっ!!! おお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!! ジャリンコちえちゃんで見た光景が目の前に! 焼き鳥の生ライブ! 生ライブに感動したり 美味しさに感動したり 私の母とC子のお母さんとの馴れ初めを初めて聞いたり たらふく食べさせてもらって家に送ってもらってからは お腹いっぱいになったのと 一日中梅田で遊びまわった疲れと 前日のほぼ徹夜なのが相まって 家に帰って軽くシャワーを浴びたら 私も姉も速攻で爆睡でした。