3匹のこぶた

みなさまこんにちわ 店長の睦です! 昨日、和室で姉と雑魚寝の状態で毛布をかぶり 私はボンヤリと考え事を 姉はメールをしていたんですが 私は「3匹のこぶた」の話しを思い出し 「うちらが3匹のこぶたやったら、確実にわらの家を作るやろうな・・・」 3匹のこぶたの中で一番手のかからないやつです。 早くゴロゴロしたいから、家はさっさと作れるもので妥協してしまいそう。 自分で言うのもなんだかなって話ですが。 そんな話しをすると姉はパッと顔をあげ、 「えぇー!メーの性格からしてそれは絶対ないわ!」 と言いました。 確かに姉は私に比べ慎重な性格なので わらの家なんて、怖くて住まないかもしれません。 私はめんどくさいんで、わらどころか わら半紙でもいいやって感じなんですが。 高校時代、ある友人に 私と姉の性格を一言で言うと 姉は「慎重」 私は「無謀」 だと言われましたが あながち間違ってはいないと、 この歳になって気がつきました。 じゃぁ、そんな慎重な姉が何の素材で家を造るのか気になるところでしょう。 私が「じゃぁ、アンタやったら何の素材の家を造るん?」ときくと 姉はしばらく考え 姉:「・・・ヒノキかな」 Σ超高級住宅!!! 姉:「いや、やっぱりメーは白レンガがいいかな」 私:「レンガなんて、素人がそう簡単に積み上げられるか。無理やろ。」 姉:「メーがそんな事をするわけがなかろう。するのはアンタや」 理不尽を極めた無茶ぶり。 私:「自分の家もわらでいい人間に、レンガの家が作れるか!」 と私が怒ると 姉:「ちゃんとやるようにメーが監視する。」 なん・・・だと・・・・ そのまま姉は涼しい顔で 姉「ムーが無理やったらM峰にやってもらって M峰が無理やったらC子にやってもらう。 C子が無理やったら、N緒にやってもらう。 そしてそれをメーは遠くから座って見てる。」 どどど、 どこからツッコんでいいのかわからない 姉の家を造るというのに、姉の努力がどこにも見えませんよ・・・ なんという世界の七不思議。 まぁそんな姉の横暴っぷりはいつも通りなので ここは気にせずスルーするとしましょう。 そして、話題は、そーゆーM保たちはどんな素材で造るのかという話題に。 姉:「M峰は、あー見えて現実主義の所があるからな。 しっかりした素材で家つくると思うで」 私:「え〜。M峰とか、なんかわけのわからん素材・・・ プチプチとかで家造りそうやん」 姉:「いや、絶対それはない。M峰は絶対家造りはちゃんとする。」 私:「C子はC子自体が鉄のイメージやからな。鉄で作りそうや。」 姉:「とにかく石やろな」 私:「N緒は・・・・」 姉:「N緒は木ちゃうか」 こんな話題をしばらく話し続けてたんですが なんだか隣のリビングから臭いニオイが・・・・・・・ そっちの方を見てみると・・・・・・ 私:「今はなにより、防臭効果のある家がほしい。」 Mr.が大きい方の粗相をリビングでしてしまったようです。 私と姉は、3階からすぐに母が降りてくるのを知っていたので あわよくば、母に始末をしてもらおうと 放置。 とりあえず耐えれないニオイから逃れる為、2人で布団を頭からかぶり 母が降りてくるのを待っていました。 すると読み通り、3階から母が降りてきて、すぐにMr.の粗相を発見したようです。 母:「あっ!!Mr.がしてるやん!もうアンタら臭いからって頭まで布団かぶって!」 と母はプンプン怒っていました。 しかしこちらは布団から出ていく気はないですよ。 Mr.の粗相のニオイからも、 母の雷からも逃げれるなんて布団って素晴らしい。 姉:「シェルターや。」 いざ母が来ても布団を取られないように、2人でしっかり布団を手や足で丸めこんでいるので 私:「セキュリティもバッチリなシェルターや。」 と言ってその場が収まるのを待ちました。 結論・・・ 3匹のこぶたもシェルターを造ればよかった。 こんなしょーもない会話を真剣に繰り広げる 23歳の春の夜。 皆様がこぶたなら、一体どんな素材で家を造るのでしょうか。