ハッピーサプライズとツイン

皆様こんにちわ 店長の睦です。 昨日は無事にたい焼きを食べる事ができました! ウマ―――――!!! やっぱりたい焼きは天然モノですね!天然! 美味しかったです! 先日、バカデミ―大賞という番組で 「ハッピーサプライズ」というコーナーがありました。 アメリカかな? サプライズで家族に 妊娠の報告をしたり、 誕生日にケーキの下から娘が欲しがってたケータイをプレゼントしたり ディズニーが大好きだけど ディズニーランドに行った事のない小さい女の子が いきなりお泊まり用のバッグを渡されて 「今からディズニーランドに行こう」ってお母さんに言われた時 嬉しすぎて大泣きしてたのがすごく可愛かったな。 海外の人達って日本人より色々と大胆というか 手振り身振りが大きいけど 喜び方が半端ないですね。 目を大きく見開きながら叫んで まさに体全体で喜びを表現してる。 凄い叫びっぷりに、 日本で生まれ育った私はビックリしてしまいました。 これがカルチャーショックというやつですか。 アメリカとかって、ホームビデオが多いですよね。 特別な記念日でなくても普段から撮ってるみたいだし 子供も気軽にビデオを撮って遊んでる印象です。 素敵な習慣だと思います。 最初はあまりの叫びっぷりに 叫びすぎでは? と思ったけど (日本ではきっとサプライズといえど、あそこまで大声をだして喜んだら逆にビックリされそう) 喜びって伝わるもんなんですね。 見てるだけでこっちまで幸せになれる映像でした。 サプライズする瞬間を映像として残す理由は 「生まれてきた子供にいつか、 貴方はこんなに喜ばれて生まれてきたんだよと 見せるため。」 だそうです。 素敵ですね。 一生の宝物になりそうです。 映像は、妊娠した事をサプライズで驚かせる映像がほとんどでしたが 嬉し泣きしたり、思わず大声で叫んだり、飛び跳ねたり 幸せが溢れる映像をみてて ああ、 家族が増えるって、こんなに幸せな事なんだな と思いました。 私は自分に子供が出来た事もないし 双子の2人っ子で、下の兄弟もいないから 家族が増える瞬間に携わった事がないんです。 だから、それがどんなものかは具体的にはわからないけど。 どんな人であっても、 どんな理由があっても、 自分は祝福されて生まれてきたいと願うはず。 私が母のお腹に宿った事がわかった時、 両親や祖父母たちはどんな風に思ったんだろう。 こんな映像をみたら気になりますよね。 そしてそーゆー事が気になるのは、 私が家族から愛情を受けて育ててもらったからだという事もわかっているつもりです。 実は、偶然にもその放送を見た日の午後か前日に、 母に 私が生まれる前の話を教えてもらってました。 当時、まだ母のお腹に宿ったのが双子だった事を 家族も母も知りませんでした。 いつものように病院に検診を受けに ちょうど仕事が休みだった父に車で送ってもらったそうです。 父は産婦人科で待つのがイヤな為(なぜだ) 駐車場で母がでてくるのを待っていたそうです。 そしていつものようにお腹にエコーをかけてもらう母。 しかし、当時まだ若かった先生が エコーを当てながら 「え?え??」 と言いだしたそうです。 首をかしげて ブツブツ言いながら顔をしかめる先生。 そして何度も何度もエコーを当て続ける先生を見て 母は何事かと不安になったそうです。 すると先生は看護婦さんを呼び、何やら専門用語で話しだしたそうです。 専門用語でさっぱりだった母は余計不安になり 「大丈夫なんですか!?」と聞いたところ いきなり先生が 「右田さん!!ツインちゃんですよ!!!」 と叫んだそうです。 ツインちゃんて。 さすが若い先生だけあって横文字です。 それとも業界では双子をツインとよぶのが普通なのでしょうか。 排卵誘発剤を使用すると双子や3つ子が生まれやすくなるそうですが 当時はまだそこまでメジャーなものではかったらしく 双子は今よりも珍しかったそうです。 母もまさか双子の親になるなんて思いもよらなかったのでビックリ。 駐車場で待っていた父に お腹に宿っているのが双子だったと言う事を伝えると 父は帰りの運転中、母が何を話しかけてもずっと無言だったそうです。 何だかそれが父らしいというか何というか。 動揺をあまり表に出さず、 頭の中では凄いスピードでグルグルと色んな事が巡る所なんか 私はきっちり受け継いでしまったと思います。 父もまさか嫁の初めての出産が双子だなんて そんな覚悟はできてなかったのでしょう。 父が帰りの運転中、どんな事が頭の中を駆け巡ったのかはわかりかねますが 家に帰って祖母の姿を見つけるなり、 祖母に叫んだそうです。 「おふくろさん!!ツインですよツイン!!」 動揺のあまり父まで横文字。 最初「ツイン」という言葉を理解できなかった祖母はポカーン。 双子だと言う事を理解した祖母は 「えーーーーーーー!!!」とこれまたビックリ。 そして、祖父は喜んでくれてさっそく名前まで決めたそうです。 即、母に却下されたようですが。 人間誰しも人のお腹から生まれてくるんですよね。 当たり前っちゃ当たり前なんですけど。 人が生まれた数だけ物語があるわけで それは色んな理由で喜びの物語ばかりじゃないんだろうけど できるだけ多くの物語が喜びの物語であってほしいと ハッピーサプライズの動画をみてたら思いました。 いつか、私が母親になる時がくるなら そこにはどんな物語が生まれてるのかなと思います。