ちょっとした昔話

みなさまおはようございます 店長の睦です! お正月休みにイトコと姉とホラーDVDを観てから しばらくホラーDVDは借りていなかったんですが 最近またちょくちょくTUTAYAに借りに行ってます。 先日に深夜も、 姉と部屋を真っ暗にして私の部屋でDVDを観てると 母とMr,がやってきたので一緒に観てたんですが 2階のリビングに誰もいない事を不思議に思った父が 私の部屋に様子を見に来て みんなで部屋を暗くしてホラーDVD観ている事に呆れ笑って、 Mr.をつれて1階の寝室に降りて行ってしまいました。 ΣオイオイなぜMr,を連れていくっ! 昨日も姉と借りてきたDVDを観てたんですが さっきまで姉が隣でポテトチップスをバリバリ食べてたかと思うと 気付くと姉は途中で爆睡していて、かなり焦った私でした。 ホラーを2人で観てる最中に寝るのは反則以外の何物でもないですよ! いくら起こしても全く起きない!! 一人で観た話がそこまで怖くない話でよかったです。 先日泊まりに来たイトコが 「ムッちゃんメーちゃん、そんな怖いのばっかり観てるから 周りで怖い事ばっかり起きるんちゃうん。」 と言われました。 怖い事というか、 姉と2人でいる時に 不思議な事がたまにおきたりするけど 昔から私と姉は「触らぬ神にたたりなし」精神で 深く考えないと決めていました。 幸い本当に怖い目にあった事がないので、 差し迫った危機感を覚えた事はないんですが 小学生の頃はちょっとした事でも本当に怖かったなぁ これは怖い話でもなんでもないんですが 私が小学生の頃のお話です。 あれは小学6年生だったと思います。 私と姉は、同級生のH君とT君と4人で放課後よく遊ぶ事が増えていました。 それは子供らしいもので、自転車でブラブラしたり 公園で遊んだり、本当に子供らしい子供の遊び方でした。 その中でも私達は、近所のマンションで鬼ごっこをするのが ブームになっていました。 母に、 他人のマンションで鬼ごっこして遊ぶなんて迷惑だからやめなさい、 自分の家で他人が鬼ごっこしてたらアンタもイヤやろ? と怒られました。 しかも、全校朝礼で校長先生に、 この小学校の生徒が鬼ごっこをしていると マンションの住人から苦情がきたと怒られた事もありました。 小学生だった私達は「あっちゃぁ」と言う感じでろくに反省もせず 相変わらずマンションで鬼ごっこをしたりして遊んでいたわけです。 ある日、いつも鬼ごっこをしているマンションとは違うマンションを探検しようという話になりました。 そこは、近所でも有名な古い団地でした。 普通に人が生活している団地だったけど その建物の古さが独特の雰囲気を持っており、 しかもそこでは何回も飛び降り自殺があったと聞かされていたので 小学生の私には充分怖いものでした。 多分、他の3人にとってもそうだったのでないでしょうか。 4人でおそるおそる中に入ってみると、 電気が一つもついていないからか、昼間だというのに真っ暗で それだけで結構怖かったのです。 各階を探検するより、まず一番上まで行ってみようとなり 4人で階段を上がっていったんですが 一番上だと思われる場所・・・・ 踊り場ですね 一番上階の階段の踊り場に荷物が沢山おいてありました。 何だろうと思って近づいて調べてみると、 服とか、毛布とか まだ汁がはいっている食べ終わったカップラーメンの容器とか それは明らかに人が暮らしている形跡でした。 どうやらその時は運よく出かけているのか誰もいませんでした。 各階でマンションの住人にすれ違って怒られたらどうしようとかは思ってても、 まさか階段の踊り場に人が住んでいるとは予想もしていなかったので 面をくらった私達。 「え!?もしかしてこの場所人が住んでるんちゃん!?」 となり、 (もし、住んでいる人が戻ってきたら殺されるかも・・・!!) かなり失礼なうえ突拍子もない思考ですが みんな同じ事を思ったのか、 私達は転がるようにして階段を駆け下りていきました。 あれ以来、そのマンションには入っていないので 現在そこがどうなっているかはわかりません。 どうなっているかはわからないけど、 とりあえず今になってわかる事は 他人様が住んでいる場所で無礼な事をしてはいけないですね。 勝手に探検して勝手にビビった子供時代の出来事でした。 こんな事があったと思い出話にもでなくなった中学生時代。 中学生の時にそのマンションの前で私はタクシーと交通事故に逢いました。 施餓鬼の時期、お墓沿いには出店がいっぱいでて、ちょっとしたお祭りみたいだったんで、姉とC子と3人でそこに向かう途中の出来事でした。 車通りが多い道路の割に信号がなくって、 いつもなら慎重に車がきてるか確かめて渡るんですけど というか、ちゃんと車がきてるかどうか確かめて渡ったつもりだったんですけど 道路を渡る途中で後ろから姉とC子が大声で 「ムー危ないっ!!」と叫んだから 横からきた車とぶつかろうとしている事はわかったけど この世を惜しむ間もなく ただ無機質に (あ、死んだ) と思いました。 ですが幸いにも私は助かりました。 絶対死んだと思ったから、自分でも一瞬あれ?って思いました。 タクシーの運転手が降りてきて、あーだこーだと言ってたけど それよりも私は、目線を奪われるものがありました。 正しい表現をするには、「いてました」ですけど。 それは、運転手の肩の後ろから見えるタクシーの後部座席。 大人しそうな痩せた若い男の人がうつむき加減でずっとニヤニヤ笑っていたのが 交通事故にあったのと同じくらい衝撃的でした。 結局そのタクシーは逃げちゃったから、詳しい事はわかんないんですけど 今でもよくわからないのが、 道路を渡る前、車が来てるかどうか絶対確認したはずなんですよね。 「よし、来てない、今や」と思ったのを今でも覚えているので それだけがいまだにどうして急にタクシーが現れたのかがわかりません。 実は道路を渡る時、姉とC子が私の名前を叫んだ所からは覚えてるんですが 「よし、来てない、今や」と思った所から、 姉とC子が叫ぶまでの本当に数秒間を私はよく覚えていないのです。 姉達が叫んだからハッとした感じ。 もしかしたら、ちゃんと確認したつもりでも、タクシーが来ているのを 私の不注意で見落していただけかもしれませんが 最近になってあの頃の事を思い出し、姉に言うと 「確かにあの時タクシーは来てなかった」 と言うのです。 今でもよくわからん出来事のお話でした。