死神の使い者

皆様こんにちわ 店長の睦です。 最近風邪が流行っていますね。 毎日寒いからなぁ・・・ 皆様もせっかくの年末、健康にはお気を付け下さい。 今日はこんな話をしたいと思います。 ある日、死神が道を歩いていると 前からとても大きな大入道が歩いてきました。 死神は威張って言いました。 「おい、お前!!俺は死神様だぞ!そこを止まれ!・・・・・ お、おい止まれ、止まるんだ、止まって下さいって、え Σえ、ええーーーーーーーーーーっっ!!!?」 プチっ 哀れ死神は威張ってどかなかったばかりに、 大きな大入道に踏みつぶされてしまいました。 もう死神は息も絶え絶え、 あの恐ろしい死神がこんな事で正真正銘のピンチに陥りました。 「ちょ・・・マジリアルにやばいんですけど・・・ 俺が死んだらこの世界は誰も死ななくなってしまう・・・ そんな事になればこの世界は人で溢れかえってしまう・・・」 そこに元気で若い男が通りかかりました。 「ややっ!大丈夫ですか!」 男は持っていた薬を死にかけている死神に飲ませると、 死神はぐんぐん回復してあっという間に元気になりました。 死神はホッと胸をなでおろし、男にききました。 「ああ、助かった。しかしお前は誰を助けたかわかっているのか? なぜ俺を助けた?」 「誰かを助けるのに理由がいるかい?」 「おっとどこかで聞いたセリフだな。まぁいい。俺は死神なんだ。 お前のおかげで世界が助かった。一つ礼をさせてくれ。」 そして元気になった死神は男にある約束をしました。 「お前が死ぬ時いきなり俺が現れたら嫌だろう? だから、俺が行く前に何回か俺の使いの者をお前の元へとよこそう。 俺の使いの者が来るたび、お前は健康に気をつければ長生きができる。」 それを聞いて男は大喜びしました。 「なるほど!!そいつはいい!!」 その日から男はだらけにだらけきった生活を送るようになりました。 もう好きな時間に起きてはダラダラと過ごし、 運動も全くせずに 好きなものを好きな時間に食べ お酒も好きなだけのんで また好きな時間に寝るという 超不健康な生活を送っていたのです。 そんな生活を送っていたものですから 男は病気になってしまいました。 「なんか病気になっちゃったけどまぁいいや! まだ一回も死神の使いの者が来た事はないし 俺はまだまだ死ぬ事はない!!この生活を楽しもう」 男は開き直ってそのままだらけきった生活を送っていました。 ある日の事です。 いきなりあの死神は男の前にあらわれました。 「よう久しぶりだな恩人。 お前もついに死ぬんだ、さぁ俺と一緒にあの世に行くぞ」 死神に肩を掴まれ男はビックリ 「えっ、いやいやいや!!?話が違うぞ!!? お前の使いはまだ俺の所に一度も来ていないぞ!! 使いがくるまで俺が死ぬ事はない約束だろう!!」 男は怒って死神に怒鳴ると 死神も怒って男に怒鳴り返しました。 「だから俺は何度も何度も 使いの者を送ったっつーの!!(怒)」 「だから来てないっつーの!!(怒)(怒)」 「いいや俺は次々と送ったはずだ!! お前のところに、熱が行かなかったか? 鼻水が出て、せきが止まらなかっただろう? それに、目まいはどうだ? 腹痛は、どうだ? 寒気は、どうだ? はき気は、どうだ? 下痢は、どうだ?」 男はそれをきいて呆然とし 「あれが死神の使いの者だったのか・・・」 と呟いたというお話です。 皆様も症状を軽く見ず、早めに病院に行きましょうね!!