二人のアリス

皆様こんにちわっ 店長の睦です! 今日はお気に入りの本を紹介しようと思います! Mary Angelaらしく2冊ともアリスの本です!! それではまずこちらっ こちらは児童書のコーナーで売られていた いわゆる仕掛け絵本なんですけど もうこの表紙見た瞬間に私のツボに入ってしまったわけで 中を見るとこれまた美しいコラージュによって構成されている世界感が ため息ものです。 仕掛け絵本ですが私は仕掛けで遊ぶよりも もっぱら鑑賞用でアートとして飾っています。 コラージュといえば「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールさんの作品が大好きなんですが、 この絵本のコラージュは 「ザ・CG!!」という感じで、これはこれでシュールだけどかわいい、でもどこか不気味という不思議な世界感にあっていると思います。 お次に紹介するアリスの本なんですけど こちらはかなり毛色が違いますよ〜 アリスマッドネスリターンズというゲームのアートブックです。 表紙からして物騒なアリスですが ゲームの内容もこれまたクレイジーで ちょっと頭のおかしいアリスが 包丁を振り回してワンダーランドの住人を ザクーーーーっ!!! ザクーーーーっ!!! と返り血を浴びながらやっつけていく 狂気に満ちたゲームです。 気になる人は一度調べてみてください。 ハマる人はこの美しくも狂っている世界観にとことんハマると思います。 このゲームは海外のゲームなんですが きっと日本ではこの世界観は作りきれないだろうなと感心してしまう作りになっています。さすがです。 細かい事は、やはり日本のゲームメーカーの方が ユーザーに優しいですが・・・ってこのまま書いていくと ゲームのレビューになってしまうので話を戻します。 このアートブックは図鑑並みの大きさ厚さがあり その中身といったら もうこれはゲームのアートブックとかのレベルじゃないです。 写真には同じ本が2冊写っていますが 実はこれ 海外輸入版と日本語訳版です。 最初、日本語訳の方がまだ売られていなかったので 海外輸入版、まぁ早い話が洋書なので 細かい解説などはわからないだろうけど、まぁ絵を楽しめたらいっかと購入したのですが あまりに内容が充実してたので これは日本語訳版がでたらすぐに買わねばと思い発売日に買いに走りました。 このゲームの世界感にハマった方なら、買って損はない作りになっています。 海外特有の、人を描くのにも輪郭を強調したデフォルメの強い描き方はとても勉強になりますし、なによりみていて楽しいです。 全然タイプの違うアリスの本を2冊紹介しましたが 貴方はどちらのアリスがお好みでしょうか? 一つの物語のアリスから、何人もの別の個性をもったアリスが生まれ、それが確立するなんてなんだかそれ自体ちょっと不思議なお話ですね。