作品

皆様おはようございますっ 店長の睦ですっ[:鳥:] 前に大学の時に描いた卒制の作品をブログにアップした事があったんですが 私の手違いに全て消してしまって 今までずっと放置していたんですが 昨日ちゃんと描いた作品をのせてくださいというお声を頂きましたので (確かにワカメ作品はテキトーすぎた・・・) 久しぶりにアップし直したいと思います。 文章などは以前書いた記事とほとんどそのままです。 それでもよければご覧くださいっ ↓↓↓ ショップブログに私の描いた作品載せていいよーとの事なので 今回は大学の卒業制作に描いた作品を載せてみようと思います。 この作品は5枚の連作になってまして、 画像からはわからないと思いますが 一枚一枚ふすま並みの大きさがあって 初のサイズの大きい作品に挑戦したため 描くのも大変 運ぶのも大変 という色々と思い出深い作品です。 「Dear Children」 私の子供たちはまだ地球が丸いことを誰も知らなかった。 私の息子ハリーは目が視えず、そしてとても怒りっぽかった。 だから私の娘、愛子はハリーと手を繋いだ。 愛子はとても臆病でいつも誰かの視線が怖かった。 だから私の息子、マイケルは愛子と手を繋いだ。 マイケルは字の読み書きが出来ない為 愛がつづられた手紙を読めなかった。 だから私の娘、アンジェラはマイケルと手を繋いだ。 そうして世界中の私の子供たちは手を繋いでいったけれど 最後の一人 私の息子、サムは繋ぐ左手がなかった為 手を繋げなかった。 サムは世界のはしっこで大声で泣いた。 だから私の息子、ハリーはサムと肩を組んだ。 そうして世界が丸い事を知った私の子供たちは もう誰も世界のはしっこで泣く事はなくなった。 私は貴方達を心から愛している。 という作品を描きました。 当時作成したレポをみると色々考えて書いてたようです。 描き始めてからも時間はかかりましたが これを描くと決めてから 本当にこれを描いていいのかという葛藤も 今ではいい思い出になりました。 人生で初めて自分のあり方に悩みまくった大学時代でしたが そんな私を支えてくれた傍にいてくれる人達のありがたさを深く感じ感謝したのもこの時で 私は人は一人では生きていけない弱さがあるけれど それを支えあっていく強さを持っている という事を形に残しておこうと描いた作品でした。 レポには製作が終わってから書いたレポにはこう書いていました。 「この作品を描こうと決めるまで、凄く時間がかかりました。 私は卒製は「今、自分が一番残したい想いを描こう」と思っていて それがなんなのか、ずっと答えを見つけられずにいたからです。 昔の自分を振り返ろうとした時、私はその当時の自分の描いた絵を見ます。 日記は続かない性格ですが、絵は幼い頃からずっと描いてきたからです。 当時の自分は何を映し、何を思っているかを知るには絵が一番です。 つらい時に描いた絵は目を背けたくなるし 楽しい幸せそうな絵は見てて思わず笑みがこぼれます。 私は今、学生の最後です。 社会にでて、いつか周りの人達と距離が遠く感じることがあるかもしれない。 社会の荒波にもまれて、孤独と感じたり、誰かを信じれなくなるような事があるかもしれない。もちろん、今よりもっと大事と思える人が増えているかもしれない。 どちらにせよ、今の自分の考えは明日どうなるかわからずで。 だから、この作品は周りの人への「ありがとう」の気持ちと 「いつかの自分への手紙」でもあるのです。 「この考えがいつかの貴方にどう映るかはわからないけど、私はこう思っていたよ」 どの想いを絵に残すか考えた時、答えはこの作品でした。 実際、この作品を描いていくにつれ、いろんな人たちの協力を得ました。 初めての大きな作品での連作、今までで一番どんな作品を描くか悩んだ事。 作品に込める想いも増えていきました。 いつか未来の自分がこの作品を見た時、それが伝わればいいなと思います」 これを書いて1年も経ってないはずなのに なんだか遠い昔のように感じます。 この作品には世界平和を願う意味も込められているんですが 高橋優さんの福笑いという曲が 私の言いたい事をそのまま歌詞にして下さっていると言っても 過言じゃないくらいピッタリきます。 とても素敵な曲なので沢山の人に聴いてほしい曲です。 歌詞のリンクを張っておきますのでよろしければご覧ください 福笑い 高橋優 歌詞情報 - goo 音楽
作品は大きさに四苦八苦しながらも描き上げたんですが 文章がね・・・ キャプション作り(絵の説明や作品タイトル、氏名などを書いたもの)を 会場に搬入する前日の夜に始めたんですが(遅すぎ) あまりの自分の不器用さにキャプション作りは挫折しました・・・。 まさかの最後の最後でこんな展開。 不器用すぎる自分は工作はもっと余裕をもってするべきだと 毎回毎回思うのに・・・!!!! 社長もご家族で卒業制作展に来て下さり 会場はかなり遠かったのにありがたいです 卒業したら他にもやりたい事がたくさんあるから しばらくは鉛筆画が封印と思っていたんですが 久しぶりに鉛筆画を描きたくなってきました!