若さゆえのノリ

みなさま こんにちわっ 店長の睦ですっ[:鳥:] ここ2日間ほど、真夏並みに暑いですね[:冷や汗:] なので今日のブログは 少しでも寒くなるように怖い話2本立てにします[:グッド:] 最初に書くのは私の思い出話で そんなに怖い話でもないですが 個人的にゾッとした出来事です。 あれは私が大学生の時の ちょうど夏休みの時期でした。 私は毎日ダラダラと車の教習所に通っておりました。 車の教習所が 卒業した高校に近いこともあり 友達もたくさん通っていたんですが 私はなかでも 友達のN君と、 私の双子の姉(以下、愛と書きます)と 大体3人で毎日一緒にいてました。 そんなある日、いきさつは覚えていませんが なぜか夜の高校に忍び込んで遊ぼうという話になりました。 なんかそのノリが若いですね・・・。 そして夜中に集まり入ろうとしたものの、 まあ普通に門は閉まっているわけですよ。 ですが、探してみると意外と抜け道はあるもんで 鍵が開いているルートを発見し、校舎に忍び込む事ができた私達。 やはり、夜の真っ暗な校舎は昼間とは全然違います。 古い校舎だけに怖さ倍増でした。 しかしそれもスリルで楽しかったんでしょう。 普段私達が使っている教室を3人で覗きこんだりしていると 1階の方から音が聞こえてきました。 私が通っていた高校は、階段がふきぬけており 階段の隙間を覗きこむと3階にいてても1階が見える仕組みになっています。 だから、静かすぎる夜の校舎ではやたらと音が目立つんですよ・・・ ちなみに私達がいるのは3階です。 私達はそっと窓から1階を見てみると、どうやら守衛さんが懐中電灯をもって 見回りをしているみたいです。 深夜の校舎にいるのは私達と守衛さんだけでしょう。 ですが、しばらくは3階まで見回りに来ないだろうと思った私は 「今のうちにそこのトイレ行ってくるわ」 と2人に言ったのですが 姉の愛に「いつ見回りがくるかわからんから今はやめとき」 と止められ(ええ〜〜大丈夫やろ〜)と思いながらも我慢して 2人について行くことにしました。 するとすぐに後ろの階段から カツーーーン・・・ カツーーーン・・・ と足音が近づいてきます。 えええええっ 来るん早ぁぁっ!! ちゃ、ちゃんと見回りしてますう!!? 私達は音を立てないように小走りで元来た道を戻って 校舎と繋がっているグラウンドにでました。 ちなみに校舎とグラウンドはつながっているけれど グラウンドから外にでる扉は鍵がかかっている為 外には逃げれません。 「あの時トイレ行かなくてよかったな」 と3人で安堵していると すぐに近づいてくる懐中電灯の光が目に入ってきました。 また来たあああああ 私達は木の陰に身をひそめ、その場をやり過ごそうとしましたが だんだん守衛さんは近づいてきます・・・ もう守衛さんと3メートルも距離がなくなり、これが限界!!と思った私達は 木が並んでいる影をダッシュで走りました。 人が一人入れるか入れないかの隙間を擦り傷いっぱいつくって なんとか逃げる事に成功した私達は こりずにそのまま大学にも忍びこみました 大学は真っ暗すぎて足元も見えません。 するとY君がなんかライト的なものを持ってて その光に頼りながら私達は全然知らない校舎をテキトーに歩いていきました。 さすがに大きな鏡の前を通る時は怖かったです・・・。 テキトーに歩いて行ったら、 サークルの部室にたどりつきました。 ラッキーな事に鍵は開いているようです。 軽音サークルでしょうか 部屋はなんだかゴチャゴチャしててよくはわからなかったです。 真っ暗な部屋のなか、頼りない光で何があるか見渡していると 部屋の奥に更に扉がある事に気づきました。 なんだかその扉はボロボロのようです・・・ 元は白い扉だったようですが 今はもう見るも無残に灰色に汚れていて あちこち塗装がはげています。 しかし最初はただのボロい扉だと思っていた私達ですが ライトをよくあててみると、何やら小さく文字が書かれているようです。 なんとそこに書かれていたのは 「20○○年 宮田死亡」 と赤色で殴り書きが書かれていました。 ビックリしてしまい、2千何年かは覚えていませんが 確かにそこにはこう書かれていました。 さすがにすぐにその場を離れました。 いまだにあの文字が 誰かが冗談で書いたものなのか それとも誰かがイジメられて書かれたものなのか それとも真実なのかはわかりません。 どれにしたってタチが悪いですが・・・。 ですが私は次に忍び込んで遊ぶ事があっても、もう二度とあの部屋には行かないと思いました。