雨の日の黒猫

みなさまおはようございますっ 店長の睦ですっ 今日は朝方雨がすごかったらしいですね〜〜 私は雨がふっていた事すら気がつかず爆睡しておりましたが どうやら姉のいる3階ではバチバチと雨の音がうるさくて眠れないほどだったようです[:冷や汗:] 雨の日はやたらと眠くなりますね・・・ 雨が降っている落ち着いた雰囲気で眠くなると思っていましたが 実際、雨の音は睡眠を促す効果があるようです。 なぜか私は雨の日に黒猫を見るとなんだかラッキーな気がします。 なんだかそこだけすごく雰囲気があるというか 違う世界に迷い込んだ感覚になりそうになるんです 黒猫は基本的に黒ければ黒猫と呼ばれ、 なかには白い斑点がある黒猫もいるんですが その白い斑点の事を「エンジェルマーク」と呼ぶらしいですよ かわいいですね[:ポッ:][:ハート:] 日本では、『夜でも目が見える』等の理由から、 『福猫』として魔除けや幸運、商売繁盛の象徴とされ、黒い招き猫は魔除け厄除けの意味を持つ縁起のいい動物なんですね[:グッド:] 黒猫といえばジブリの「魔女の宅急便」 のジジが日本では有名でしょうか。 さて そんなカワイイ黒猫ですが 悲しい歴史もあるのです。 皆様は魔女狩りというものを一度は耳にした事があるでしょう。 欧米では、かつて黒猫は不吉の象徴とする迷信があり、魔女狩り等によって黒猫が殺されることがありました。 たとえばベルギー・ウェスト=フランデレン州の町イーペルでは 「猫の水曜日」に時計台から黒猫を投げ殺す行事を19世紀初頭まで行なっていたといいます。 その傾向は現在も続いており、ある国では、黒猫というだけで年間6万匹もの猫が迷信を信じる市民によって殺害されており、 動物愛護団体が署名を募るなどしているそうです。 他の欧米諸国でも黒猫は不吉な動物とされる場合があり、黒猫をまたぐと不幸がおこる、十三日の金曜日に黒猫を見ると不幸がおこるという迷信が一部で語られています。 西洋の御伽話には、黒猫がしばしば魔女の使い魔として登場しますが 黒猫はその色のゆえ暗闇に他人の目に見えずに隠れ留まる能力を持ち、 魔女のパートナーにふさわしいと考えられていたそうです。 黒猫は魔法の儀式で時々用いられ、他の生贄の倍の効果があるといわれています。 魔女裁判によれば、猫の飼い主は悪魔崇拝主義者または魔女の証拠とされ、猫は生まれながら邪悪とみられ、裁判において人間と共に罰せられ、焼き殺されたそうです。 この世に数多く生き物はいれど 肌の色や毛の色が黒だからとか白だからとか決めて壁をつくるのは人間くらいしかいないのではないのでしょうか。 ただ生まれただけで不吉だと言われ殺される黒猫。 黒猫を不吉とよぶ人間がやっている事の方が 残酷で恐ろしいとはなんとも矛盾した話です。 この話を知ってしまったら、 ウチのニャンコちゃんを追いかけまわしていじめる近所のふてこい黒猫も なんだかかわいく見えてしまうじゃないですか・・・。