墓の話

みなさまこんにちわっ 店長の睦ですっ[:鳥:] 先日、母と二人で買い物に行った時 母はこんな話をしておりました。 今日、友達とランチに行ったら自分達の墓の話になって もう墓の話をしやなアカン歳になったのかぁ〜〜 ショックやわ〜〜〜 と。 母はショックだと言っていましたが 私は少し羨ましく感じました。 なぜなら友達と墓の話をする歳になってもランチにいける仲だからです。 私は今でも保育園、小学校の友人と交流があり、何かにつけてはよく7人ぐらいで焼き肉に行ったり、ファミレスでおしゃべりしたりするんですが なかでもそのなかの一人とは 小学校の頃からずっと同じグループで 高校も一緒でよく姉もふくめ「三つ子みたい」と周りから言われていた友達がおります。 その友達に悩んでいる事の相談を受け、話しているうちに 3人で昔毎日遊んでいた公園に行こうと なんとなく行ってみました。 仕事が終わってからなので、もう外は暗いです。 私達は小学生の頃毎日座っていた桜の木の真下にある 大きな筒を倒したようなコンクリートの遊具に座ってお喋りする事になりました。 手には公園の近所で買ったたませんと 持参した熱々のお茶が入った水筒。 私達はそこで仕事の話をしました。 私達は「まさかこの公園で仕事の話をするようになるとは思わなかった」 と3人で笑いました。 その公園で毎日小学生の頃は 今考えるとしょーもない理由のケンカの話も真剣にしてましたし 小町を連れて行って3人と一匹で遊んだり 高校を決める時も その友達の親が志望校に反対していて、どうしたら許してもらえるか3人で考えたりもしました。 その公園でまさか仕事の話をするなんてあの頃の私達は想像すらしていませんでした。 「こんな感じでおばあちゃんになっても老人ホームどこにする?とか言ってんのかなあ(笑)」 「墓の話とかするんやろうなあ」 と言って3人で笑いましたが最後には 「墓の話をする年齢になっても、こーやって一緒におれたら幸せやな」 って私達は言い合いました。 私達はそのうち結婚して家庭ができたり 自分のしたいことをする為に遠い地に行くかもしれません。 あまり考えたくないことですが、誰の身に不幸があるかもわからないことです。 そうなれば、今よりもっとこーやって集まる事は困難でしょう。 だから、墓の話を真剣に考える歳になっても集まれるという事は とても幸せな事だと私は思うのです。 何年、何十年と年を重ねても会えるのは当たり前ではないという事 たとえお互い家庭を持って、何かがあったとしても 相談できる相手が傍にいるという事 女性にとって歳をとるのは非常にデリケートな問題だと思いますが (私もできれば若いままでいたい) きっと歳を重ねる事でしか 築けない形の幸せがあると思うんです。 そして今の私でしか築けない形の幸せもいっぱいあるとも思います。 きっとまだリアルな墓の話はできなくても 仕事の話をあの公園でできるようになったのは今の私の幸せな事。 そんな幸せをいっぱい発見していきたいと思いますっ[:グッド:]