冒険
皆様こんにちはデザイナーの睦です。
先日、用事があり定時で退社したのですが、最近は日も長くなってきて 定時退社だとまだ外も明るいですね。
家に向かって自転車を走らせてると、目の前に小学3年生くらいかな?
メガネをかけた賢そうな男の子が一生懸命に走ってどこかに向かってました。
(そんなに走ってどこに行くのかな~)と
私も家の方角が同じなので、その子の背中を追いかけるような形で自転車をこいでたんですが
その子が息をきらして走ってった先には、同じ年くらいの男の子が待っていました。
こっちはちょっとだけやんちゃそうな子でした笑
待ってた男の子:「おう!」
メガネかけた男の子:「おまたせ!」
(あ~二人で遊ぶのか。ゲームでもするのかな?)
と微笑ましい気持ちで眺めてたら
メガネかけた男の子がめっちゃいい笑顔で
メガネかけた男の子:「今日はどこに冒険に行く!?」
あぁ~~~っっ!!
眩しい!!なんか夕日よりも眩しい!!!
冒険!!
そうか!!
この年くらいの子供って、たとえ近所であっても知らない所はいっぱいあるもんね!
わかる・・・(´v`)
小学生くらいの時って、近所の普段通らない道に足を踏み入れる時に、凄くドキドキしたもんな。
大人になってみたら実際めっちゃ近所なんだけど、当時の自分からしたらすごく遠出した気になって、(ちゃんと家に帰れるかな)って不安でもあったなぁ。
そんなドキドキと不安がたくさん詰まったあの頃の細道は、30前の私には只の近所の道のひとつになってしまった。
でも、この子供たちには違うんだな。
きっとあの頃の私がドキドキした場所に、この子達も同じようにドキドキして通るかもしれない。
そう思うと、ちょっと嬉しくなりました。
家と家の隙間の細い道、知らない公園、知らないお店、知らない大人たち・・・
それが友達と一緒なら、立派な冒険だ(´∀`)
仕事帰りの今年30歳のアラサーに、すっごい突き刺さった子供達でした。
同じ町で暮らしてても、人によって感じる世界は違うんだなぁ。
私も知らない場所に友達と行きたくなってしまった。
(暗くなる前に帰れよ!!)
二人に素敵な冒険が待ってるよう、心の中で子供達にエールを送ったそんな夕方でした。