小町

皆様こんにちはデザイナーの睦です。   20日の夜、祖父母の家で飼っていたシーズー犬の小町が亡くなったので 今日は午前中仕事をお休みさせてもらって、ペット用の葬儀場に行ってきました。   祖父母の家で飼っていたといっても、私達も昔は祖父母と一緒に暮らしていたので小町と育ってきたようなものです。

元気だった頃に撮った小町↓

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小町は私達が小学5年生の頃に、祖父が連れてきた犬です。

私と姉が夕方ポケモンのアニメをみていると、仕事から帰った祖父が連れていたのが小町でした。   小町は飼い主から虐待を受けており、

我が家に来た当初は脅えて私達に近寄りもしようとしなかった事を今でも覚えています。   小学生の頃、友達と放課後公園に行く時は

小町も自転車の前かごにいれて連れて行き、公園で一緒に遊んでたなぁ。

せっかくリードを外してやっても

私達がブランコに乗ってお喋りしてると、すぐに膝のうえに乗ろうとしてました。   私や姉の膝の上は、いつも小町の専用席でした。   私達も中学生になり、色々多感な時期になって親とケンカした日なんかは、

私はいつも小町を膝に抱いてこっそりと泣いてました。

そのぬくもりに随分救われていました。   18年生きてくれたんだもんなぁ。  

寂しいよとか、悲しいよとか言いまくるより

笑って

「ありがとう、お疲れ様」

って小町に言ってあげたいけど

頭ではそう考えてても心がついていかなくて   花に埋もれるように横たわって動かない小町を見ると

涙が勝手に溢れてきてどうしようもなくなるわい。   葬儀は私と姉、母と祖母、祖母の妹さんの5人で行きました。  

すごく親切な葬儀屋さんで、色々丁寧に教えてくれて

人間と変わらないようなお葬式でした。   今はちょっと曇っているけど、

葬儀のあった午前中は、すこーんと晴れていました。

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私が空を撮った写真を姉に見せ

「ほら、雲ひとつないで!」と言うと、姉に

「ほんまや。雲ひとつなさ過ぎて何の写真かわからんな」

と言われてしまいました。空だよ!(怒)   これだけ晴れていたら、小町も迷わずお空に昇っていけると思います。   祭壇です↓

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祭壇を見つめてる姉

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小町が亡くなってから、なんだかまだずっと生きてるような気がしていたし

骨だけになった小町を見るのは耐えられないかもしれないと思って覚悟していたんですが

意外にも体が焼かれた後、骨だけになった小町を見たら

なんだか気持ちに整理がついた気がしました。   シーズーは骨太な犬種だそうで骨が残りやすく

特に小町は18歳だった割に骨がきれいに残っているとの事でした。

しっぽの先のちっちゃい骨まできれいに残ってましたよ。   ほとんど全ての骨を骨壺に入れて連れて帰りました。  

人間の一生の長さから考えたら

犬の一生っていうのは短く感じてしまうけど  

犬が私達に与えてくれるものや

残してくれた思い出というのは

犬の寿命の長さからは考えられないくらい、あまりに大きいものですね。   それぞれ家庭の事情があって

ペットを飼う家庭、飼わない(飼えない)家庭というのはあるけれど

 

私はやっぱり、人では教れないことを、動物が教えてくれることは多いと思います。   私もいつか子供が出来たら・・・って子供どころか結婚の予定すら1ミクロンもないけど

それでももしもいつか子供が出来たら、犬や猫などの動物を飼ってあげたいなと思います。   小町が私にしてくれたように、

子供時代特有の、親にはうまく伝えれず零れそうになる気持ちや言葉を

優しく受け止めてくれる存在にきっとなるだろうから。   今はまだ小町が亡くなってしまった寂しさや

もっとこうしてあげればよかったとか、ああしてあげればよかったとか後悔の方が大きいけど

いつかこの気持ちさえも小町への感謝の気持ちに変わっていくと思います。   小町もいつまでも家族がメソメソしていると困るでしょうしね!

私が犬なら、なんだかどんよりしてる家よりも、笑いの多い家に帰ってきたいと思うから。   多分これから先、小町がいないことに慣れるまで

小町の事を思い出して泣いたりしちゃう時もたくさんあると思うけど

家族で小町の思い出話をしながらゆっくりと乗り越えていこうと思います。

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