大人になった福ちゃん

皆様こんにちわ 店長の睦です。 里親様が送ってくださった 福ちゃんの現在(グレーの方です) ↓ あんな手のひらサイズだったのに 大きくなって・・・。 もう立派に成猫サイズですよ。 こんなダラーっとしている姿にも 相変わらずの美猫っぷりを発揮しています。 めっちゃ小顔! 昨日ね、午前中に美容室に行ったんですけど スタイリストの方と猫の話しをしていたんですよ。 スタイリストのUさんは、ある日道を歩いていたら 子猫の鳴く声が聞こえたんですって。 どこで鳴いてるんだろうと探したら 過疎っている駐車場の茂みに 口を紐でくくられているござ袋があって その中から子猫の鳴き声がしたそうです。 まさかと思って おそるおそるござ袋の紐をといて中をのぞくと まだ小さな子猫が中にいてたんですって。 しかもその子猫の片足にはワイヤーのような糸がからまっていたそうです。 Uさんが言うには、 最初両足をその糸で縛られていたけど 子猫がもがいてなんとか片足をぬけだしたんだろうとの事です。 その糸を旦那さんに見せると それは普通の糸ではなく 工事現場などで使われているかなり丈夫な糸だったそうです。 その子猫はUさんに無事保護され 今はUさんの旦那さんの実家で お義母さんにそれはそれは甘やかされて とても大切に育てられているそうです。 色んな事情があって、 子猫を飼えなくなるのは仕方ないけど 一体どんな神経なら そんな捨て方ができるのだろうと思います。 子猫が段ボールにいれて捨てられている (福ちゃんもそうだった) のはよくきくし それはそれで神経を疑うけど 段ボールに入れて捨てられていたら 子猫の姿が見えるので 道行く人に気づかれ拾われる可能性も高くなります。 でも過疎っている駐車場の茂みに ござ袋にそんな入れられ方をしていたら むしろUさんが気づいた事が奇跡に近くて 普通なら誰にも気づいてもらえません。 元飼い主はその子猫を死なせようとしていたと思えない。 そして 孤独と飢えに苦しみながら死を待つだけの方法を選んだ元飼い主。 まるでゴミを捨てるかのように 子猫を捨てる事ができる元飼い主は 一体どんな人生を送ってきたのかと思います。 他者に接する態度というのは、 自分の今まで生きてきた人生を写す鏡です。 自分が周囲からゴミのように扱われたら 同じようにそんな事ができるのかな。

ヘッダー