マレフィセント

皆様こんにちわ 店長の睦です。 土曜日の夜マレフィセントを観に行ってきましたよー! 姉と幼馴染と行ったのですが、2人は2回目です。 その日最終の上演で行ったからか それともその映画館が過疎ってるからはわかりませんが 席は超空いてました。 オリジナルの眠れる森の美女にでてくる敵役 マレフィセントが主人公の本作 オリジナルのシナリオと 全く違うわけでもなく 全く同じなわけでもない もうひとつの眠れる森の美女の物語です。 マレフィセントが主役の本作ですが あのお馴染みマレフィセントの周りをいつも飛んでるカラスもでてきます。 しかも本作ではイケメンに擬人化します。 姉と幼馴染はそのカラスの事をカッコいいとカッコいいとずっと言ってて ずいぶんメロメロになっており 姉にいたっては「あのカラスの卵やったら産めるわ!」 と気持ちの悪い絶賛の仕方をしておりました。 映画が始まる前に 「ちゃんと映画終わったら卵産めるかどうかきくからな。」 と釘をさされた私。 どんな布教の仕方だよ(笑) マレフィセントを観終わった感想はね・・・ もう、素晴らしかったです。 さすがディズ二―としか言いようがないです。 CGに至ってはどこからどこまでが本当に撮影していて どこからどこまでがCGで作っているのか まったく区別がつかないぐらい違和感なく スクリーンの中に美しくも迫力のある画面をつくりだしていました。 本当に自分が風をきって国を飛び抜けている気分になりました。 主人公であるマレフィセント役はアンジェリーナジョリー。 姉と幼馴染は 「あの役はアンジェリーナジョリーでないとできへん」 って言っていましたが納得です。 強さ弱さ美しさ邪悪さ母性優しさ その一見相反しているものを 全て見事に表現しており 確かにこれはアンジェり―ナジョリーでないとできないなと 私も観終わった後思いました。 原作とは違った眠れる森の美女ですが やはりベースは眠れる森の美女なので 原作と同じシーンもあるのですが 同じシーンでも違う視点から描かれているのが面白かったです。 私は原作の眠れる森の美女は 妖精達がケーキを作るシーン以外は そんなに好きではないのですが・・・ というのも オーロラと出会ってすぐのフィリップ王子が 命かけてオーロラを助けにいくのも 何となく違和感だし それだけなら人助けという理由で納得できる部分はあるけど 出会ってすぐの女性に なんで真実の愛のキスができるのかよくわかんないので あまり好きではないのです。 しかし、この物語にでてくる真実の愛のキスは納得できます。 この作品は、原作よりも優しい物語です。 原作の物語があるうらで こんな物語があったらいいなと 心から願える優しい物語でした。 そんな事を思いながら 余韻深くエンドロールを観ていました。 そして、エンドロールが終わり 照明がついた瞬間 まだお客さんはみんなシーンとしているというのに 姉がくるっとこちらを向き 真剣な顔して大きい声で 「卵産めそう?」 と言いました。 その途端 姉の横に座っていた幼馴染が盛大に吹き出しました。 お、おう 卵な。 映画が終わったら卵産めるかきくから とは言われてたけど まさかこのタイミングで きかれるとは思わなかったわ。 擬人化したカラスは確かにイケメンでしたし マレフィセントとの関係も オーロラとの関係も微笑ましいものでした。 でも個人的にはカラスの姿の時や 他の生物に化けている時のカラスの方がいいな。 あと惜しむらくはカラス(擬人化時)役に 目はかわいいけど たくましい胸板でマッチョっぽい俳優さんが起用されておりましたが 元の姿がカラスだし できれば俳優さんはもっと細身で端正な方が萌えたな・・・ それで○○に変身した時の荒々しさのギャップが見たかったわ っていう個人的願望。 でも本作を観たら 原作の眠れる森の美女を観た時 いい意味で 今までとは同じ気持ちで観れないだろうなと思います。 あらすじも世界観もキャラクターも素晴らしい 大人同士にも ファミリーにも 本当にオススメの作品でした。 DVDが出たらもう一度観ます。

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