日笠山というもみじ

みなさまこんにちわ 店長の睦です。 金曜日と土曜日はね、祖父の実兄の息子さん(母のイトコ)の K叔父さんが東京から、祖父の様子をみに来てくれました。 土曜日の夜、幼馴染と晩ご飯を食べた後 私と姉もK叔父さんに会ってきましたよ。 K叔父さんファミリーは東京に住んでいるので 普段あまり頻繁には会えませんが 私と姉が子供の頃は 一緒に牧場に遊びに行ったり たしか、キャンプにも行った気がします。 年に一回くらい、祖父母の家にも泊まりに来てくれています。 K叔父さんは、絵にかいたような 丸メガネをかけた小太りさんのおじさん。 でも本当にいい旦那さんでいいパパさんなんだろうなって 会うたびに思います。 こんな感じの人と結婚したら 小さな幸せを一緒に大事にしながら 穏やかで幸せな人生を過ごせるんだろうなぁって 森の(太った)クマさんのような K叔父さんをみながら、いつも勝手にほのぼのしてます。 小学校高学年になる娘さんがパパ大好きなのもわかる気がします。 そんなK叔父さんの憧れは なんと祖父だそうです。 母曰くK叔父さんは 「僕の憧れは叔父さん(祖父のこと)なんです」 って何年も前からずっと言ってるんですって。 へー。 優等生タイプのK叔父さんと ガキ大将タイプの祖父って正反対のタイプだと思ってたので 意外でした。 K叔父さんは、私達が生まれる前か生まれてからかは知りませんが 昔、祖父母の家に一週間ほど下宿していたそうです。 ・・・でもなんかそういえば 私達が子供の頃、K叔父さん一週間くらいいた時があった気がするような。 その時、祖父母の家に 毎日たくさんの人が集まるのをみて 「自分もいつかこんな、たくさんの人が集まってくる家庭を作りたい」 と思ったそうです。 私達家族も、私が中学生になるまでは祖父母の家で同居していたから 毎日毎日人が来るのをリアルタイムで見てきたのでよく覚えてます。 古民家の居間に、みんなが座りきらないほどお客さんが集まって 夜遅くまでお菓子やお酒食べながら大笑いしていました。 それがあの頃の普通の日常でした。 きっと、祖父もK叔父さんの言葉を聞いたら 心の底から喜ぶんだろうな。 私も、K叔父さんが祖父に憧れるのも少しわかる気がします。 数年前 家族でのクリスマスパーティーをした時 酔っぱらった私が祖父に 「ウチはいつかじぃちゃんみたいな人と結婚したいと思ってるよ」 って言ったら 「今まで生きてきた中で最高のクリスマスになった」 って半泣きで喜んでいた、同じく酔っぱらっていた祖父。 あの時、私はワインで酔った勢いで本人に言っちゃったけど、 あの言葉に嘘はなかったよ。 このままでは祖父のような人と結婚どころか 誰かと結婚することすら危ういけど それでも、いつかそんな日が来るなら 祖父みたいな人が隣にいてくれたらいいな。 でもできれば食事中は口を閉じて食べる人がいいな。 祖父の病室には、 私と姉で作ったノートを置いてます。 姉が祖父の似顔絵を描いて それを私がパソコンで清書しました。 最初は、お返しをする時用に お見舞いにきてくれた人の名前の名前を書いてもらうノートでしたが 今では お見舞いに来てくれた人が 祖父にあてたメッセージを書いてくれるノートになってます。 祖母は、このノートに書かれたメッセージのひとつひとつを 祖父に聞かせてあげているようです。 いつか、ちゃんとこのお礼を自分で言いに行かないとね。 K叔父さんが東京に帰った後に気がついたんですが K叔父さんも祖父にメッセージを書いてくれていました。 日笠山というのは K叔父さんと、祖父の苗字です。 へ〜こんな名前の紅葉があるのか! K叔父さん、わざわざ探して東京から持ってきてくれたのかなぁ。 なんだかとてもあったかい気持ちになりました。 (´▽`)ノ.。.:・MILCA YahooShopはコチラ☆.。.・゜☆.。

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