広告 - milcaworld

皆様、こんにちわ店長の睦です。世界にはたくさんの広告がありますね。おもわずアッというものもなるほどなぁと唸ってしまうものもたくさんあります。同じ商品の広告を作ってもお国柄によって表現が異なるのも面白いものですね。広告デザイン。弓矢で狙った開いてを射抜くがごとく、狙った相手に狙ったメッセージを的確に伝えるデザイン媒体の中でもおもしろいそしてデザインの瞬発力がためされるカテゴリだと思います。私も、大学生の時「バレンタインの広告を作る」という課題をだされた事がありました。しかも連作で3枚という条件付き。それで私が作ったポスターというのは・・・一枚目男性のもとに、頭がプレゼントの箱に入っていて、チョコレートで体を塗りたくった女性が「foryou!」と言いながら現れる。それを見て震えあがる男性。 2枚目あわてて逃げる男性と追いかける女性。 3枚目女の人につかまってボコボコにされた男性が正座しながら泣く泣く女性頭部のプレゼントの箱を開けさせられる。プレゼントの箱を開けると、中には満足げな表情の女性の顔が。ハッピーバレンタイン（ハート）っていう わけのわからないポスターをつくりました。 女性は贈る男性がいなくても友達同士でキャッキャと友チョコできて楽しいバレンタインにできますがモテない男性からすれば、バレンタインはつらいだけ。モテる男性からしても、全部のチョコレートが嬉しいわけではないでしょうし中にはゾッとするようなプレゼントも貰う方もいてるでしょう。まぁバレンタインって女性のため（あとお菓子業界）のイベントみたいなものですしその押し売り感をだそうとしたんですかね。頑張って色鉛筆で描いたけどこの課題、データ提出でね・・・・大学のスキャナーのサイズ制限の関係で授業の1時間前に泣く泣く完成したポスター3枚をスキャナーに合わせて切った覚えがあります。さて！そんな私のしょっぱい思い出は置いといて！今日はある広告を紹介したいと思います！児童虐待を防ぐための、「子供にしか見えない広告です」スペインの街に設置されたこの広告。ただ見ているだけでは男の子が何か言いたげにこっちを見ている写真に見えますよね。しかし、これが子供が見ることによって広告の少年の顔は傷だらけになり、「もし君が誰かに虐待されていて、僕らに電話をしてくれたら、君を助けることができる。」というメッセージが確認できるようになっているそうです。ちなみに大人がみた場合では「児童虐待は被害にあっている子供にしか見えないこともある」というメッセージが表示されこの広告は虐待者と一緒に歩いている子供向けにデザインされていそうです。ちなみに、なぜ子供にしか男の子の顔しか見えないかというと・・・・大人が見る角度と10歳以下の子どもの角度では違う見え方をするような仕掛けが施されているから。つまり身長135センチ以下の人しかみえないようになっているからです。そのからくりは表面に刻まれた精密なギザギザにあり、特定の高さ以上と以下とで異なる画像が表示されるのです。身長の低い人（子供）には、「誰かにいじめられたら電話しなさい、私たちが力になります」というメッセージと共に、スペインの児童虐待支援組織に通じる秘密の電話番号が見えるそうですよ。ちなみに、子供にはどんな風にみえるか動画もありますのでよければ検索してみてくださいね！児童に対する虐待のポスターで、こんなものも見つけました。『虐待されて育った子供の70%が、虐待する大人に成長する。セーブ・ザ・チルドレンに寄付して、この悪循環を断ち切るために協力してください』この広告で何を伝えたいか見ている人はおもわず想像力を働かせます。ただ、文字を読んで頭に情報を流すよりも人は自分の頭を使って考えた方がよく覚えているものです。広告にでてくる人物たちの立ち位置が永久的な虐待のループをうまく表していますね。次にご紹介する広告はこちら。兵士が銃を構えている写真ですね。多分、銃口の先には、人がいるのでしょう。このポスターって、柱に巻くように作られているんですけど実際に柱に巻いた写真があります。この広告が伝えたいこと。それは「自分のした行いはいずれ自分に返ってくる」というイラク反戦広告なのです。デザインとは、どうしても環境に左右されがちなのですがそれをいかしたポスターになっていますね。さて〜じゃあ最後に問題ですよ。さぁ！一体これは何の広告でしょうか！答えがわかってしまう所にはボカシをかけてあります。ヒントは・・・・・・・・・・・・・ヒントはね・・・・・・・保険とか、そんなのじゃないですね。行政関係とかではないです。この広告のメインターゲット層はまさにこのモデルくん達ですかね。実際はもっと幅広いですけど。うぉおおおおおっと！ヒントをだしすぎたかもしれません！ 答えは明日のブログで！