家庭の歴史

みなさまこんにちわ 店長の睦です 昨日、母に 旦那さんは 真面目で、そんな高給料じゃなくてもいいから 毎月決まった収入を持って帰って来てくれる人がいいと言われました。 確かに、父は 娘の私から見ても 度が過ぎた天然というか 普通の人とずれた所はあるけど 性根はかなり真面目で(一人黙々と作業するタイプ) 遊ぶと言っても 自分のお小遣いからたまにパチンコする程度。 おもな趣味は釣りや園芸という そんな平凡な人です。 しかし、 父は兄弟の中でも歳の離れた末っ子で 父が生まれる前に、父の兄の一人が幼くして亡くなられたそうです。 そんな環境の中父は生まれて来たため 私の祖父母にはベタ甘に育てられたそうです。 そのせいか、暗い・・・とはまた違うんですけど 内向的な所があり気分屋な所があります。 反対に母は、私の祖父母に 「お姉ちゃんなんだから!」と厳しく言われ育ってきたようです。 特に祖父は 双子の私と姉にも 「姉なんだから」「妹なんだから」 とよく言うので 母にはもっと言っていたんでしょう。 母の弟である叔父がしでかした事でも よく母が代わりに怒られて、しばかれていたそうです。 そのせいか、母はなんでもかんでも自分でしようとします。 こんな事を書くと 「あんたらが何もしてくれへんから!」 と母は言うだろうけど 母は私達がしてもしなくても、じっとしていられない性格です。 だって寝てる時まで ひじを立ててフラフラと前後に頭を揺らしているんですから。 きっと何かと用事を見つけては 家事をしたり 仕事をしたり 遊びに行ったりして 今のようにせわしなく動いている事でしょう。 そんな長女気質の母と末っ子気質の父。 うまくはまりそうなもんですが これがなかなかそうはいかないらしく 離婚の危機は何度もありましたが 上に書いたように、 父は根が真面目で安定した生活を送らせてくれる為 母は父と離婚を決めなかったようです。 今では、母は父と結婚してよかったと思っているそうですよ。 真偽のほどは確かめようがないですけども! そんな話を、昨日母としてました。 でも、こんな話しをしていたら思うんですけど 母は、自分の生まれ育った町にずっと変わらず住んでる。 でも父は、高校を卒業してすぐ故郷の鹿児島から大阪にでてきた。 母は、父とケンカして家を飛び出しても 話をきいてくれる両親も徒歩3分弱の距離に住んでるし 一緒に怒ってくれるであろう友人達もいる。 でも父は内向的で社交性に欠ける性格の為、友人は少なく そうそうすぐには鹿児島には帰れない。 帰った所で 迎えてくれる両親はもういない。 なんだかなぁ そういう事を考えてると 娘の私がやりきれない思いになってきます。 しかし、母の話しによると 祖父母(母の両親)も私と一緒の考えだったらしく もし、母と父が離婚する事になれば 本当に独り身になってしまう父がかわいそうだということで 祖父母が父と一緒に住もうと決めていたそうです。 ・・・・・・・???????? え??? それってなかなか不思議な関係なのでは・・・・。 なんかイマイチよくわかりませんが 祖父母の愛情に、分け隔てのない事だけはよくわかりました。 さすがじぃちゃんばぁちゃんです。 でも、私と姉は昔から両親が離婚するなら 私達は祖父母と一緒に住もうと話しておりましたので そうなると私達は祖父母と父の元へと行く事になり 今度は母一人。 私達が大人になった現在はともかく、 まだ子供だった私達と離れて暮らす事は、あの母には出来ないと思うので そうなると母もついてくる。 ・・・・・・・・・・・・・・ 一周回って元通り。