梅干しと靴

皆様こんにちわ 鼻水ですぎて鼻の下がヒリヒリする 店長の睦です! 先日からやけに梅干しが食べたくて、 母にハチミツ漬けの梅干しを1kg注文してもらいました。 思ってたより甘くて美味しいです。 梅干しと海苔でご飯を食べたいと思ってたけど これはご飯よりもお菓子として お茶受けで食べます。 ご飯と海苔の梅干しのコンボは、 近所のスーパーで買ってきてくれたハチミツ漬けで食べよっと! さて、それは置いといて 今日はなんだか気になるという話をしたいと思います。 私が通勤する道の途中 ある電信柱の下に 靴が置かれているんです。 もういつからあるのか、思いだせないほど前から。 その靴はグレーで男性用。 ブランドは、私が靴に詳しくないからわかりません。 最初、誰かが捨てていったのかなと思いました。 多分そうだと思います。 多分捨てられたその靴は、 いつまでもいつまでもそこにあるんです。 汚いし、 ゴミだと思う。 でも、ゴミとしてちゃんと捨てられてなくて。 ずっとそこに置きっぱなし。 雨の日も、風の強い日も、その靴はずっとそこにありました。 雨の日は、靴の中に水たまりができて 風の強い日は、片方ずつバラバラな所に飛ばされてました。 だんだん、飼い主をまっている犬みたいに思えてきて。 犬は自分の脚で歩いていけるけど、 靴ははいてあげないと歩いて行く事ができないと思うと なんだかな。 自分で歩けたとしても 雨に打たれて、風に飛ばされて、あんなにボロボロになった靴じゃ もう誰にもはいてもらえないでしょう。 散歩中の犬が興味を持ったら飼い主に「触っちゃダメ!」と言われたかもしれない。 小学生に傘でゴルフボールのようにされたかもしれない。 ほとんどの大人はまるで何もないように、その場を通り過ぎる。 持ち主が、戻って来る事はない。 私もかわいそうとは思いつつ どんな人が履いていたのか、わからない靴を ボロボロクタクタになった靴を 触りたくないというのが本音です。 来る日も来る日も、ボロボロのまま電信柱の下に放置されていた靴ですが ある日 その靴がキレイに揃えられてたんです。 相変わらず、靴はボロボロで汚いままだけど お店に飾っている靴のようにキチンと揃えられていて (誰が揃えてあげたんだろう) と思いました。 靴をかわいそうに思って揃えてあげたのか それとも邪魔だから単に揃えただけのか その理由はわかりません。 私にはボロボロの靴をつかむ事はできなかったけど 誰かにお礼を言ってもらえるわけでもなく 人知れず、そんな優しさをさりげなく出来る人がいたと思いたい。 そう思いました。