死へのイメージと夢

皆様おはようございます 店長の睦です 先日部長に 海や壁などの印象を書いてみてと言われました。 どうやらネットで見つけた心理テストだそうです。 結果は壁が「自分が死に対して考えている事」でした。 う〜〜〜ん 死かぁ。 死後について宗教などによって色んな説がありますが 正直私はよくわからないというのが本音ですね。 三途の川も見た事ないし まして天国や地獄も見た事もない。 私は生まれた時、死んでたみたいだから もしかしてその時に見てたりするのかな? 母が私と姉を産む時、難産すぎて 本当にお坊さんが並んでいる三途の川がみえたと言っていました。 あるテレビでは「死にかけた時、向こうで手招きしている影が見えた。」 と言っている人がいました。 手招きされているので、そっちに行こうとすると 家族の声が反対側から聞こえてきたので引き返したら生き返った。 という体験談です。 一体手招きしていたのは誰だったんでしょうか? 死は人によって色々な想像があると思います。 私はある時、こんな夢をみました。 私は姉と、海遊館の近くのような場所を歩いています。 なんか広場っぽい場所で もう辺りは夜で暗く、街灯などの灯りがついていました。 二人で歩いていたはずなのに、いつの間にか姉が隣にいません。 私は不安になって姉を探す事にしました。 すると、地下に続く階段を見つけます。 その階段は 病院の夜の灯りのような、 暗い雰囲気の地下街に続いていました。 なんというか・・・ 廃れてしまった地下街って感じで人の気配がしないような所です。 地下街といっても、とても狭く、 人が一人しか通れないような幅の狭さです。 そしてその一本道を囲むようにお店がありました。 右側にあるのは喫茶店のようですが、 その喫茶店の雰囲気もとても暗く 中年の女性のウェイトレスが店の中からじっとこっちを見ていました。 私はその細い道を姉を探して歩くのですが 本当に怖くて寒くて心細かったのを今でも感覚として覚えています。 そしてその地下街の奥に人が並んでいるのが見えました。 ひときわ暗い場所ですが、 人がたくさんいる事に安堵した私は すぐにその人達の傍にいきました。 (あれ?) どうやらその中に私の友達もいるみたいです。 よくよく見ると、 あまり喋ったことはないけど顔は知っているくらいの同級生や すっごく仲がいいというわけではないけど、それなりに喋る同級生など 何人か見知った顔の人達のようでした。 私は、こんな暗い所に並んでいるのに疑問をもったけど どうやらその人達はエレベーターを待っているようです。 通路の右側に、古いエレベーターの扉がありました。 もうエレベーターの中は 電気もついてるんだかついてないんだかっていう暗さで 廃墟のマンションにありそうなエレベーターです。 まるでホラー映画にでてくるエレベーターのように怖かったけど 姉の事が気がかりだった私は並んでいる友人に 「メー知らん?」 と尋ねました。 すると友人は 「あれっ。ムーやん。メーならそっちのエレベーターに並んでるで。 こっちはあの世行きのエレベーターやから ムーはメーと一緒にあっちの生き返る方のエレベーターに乗り!」 と言うのです。 驚いた私は友人が指をさす方をみると それは今まで私が歩いてきた道なのに いつの間にか、こちらと同じようにエレベーターを待っている人達がいました。 どうやらそちらの方も私が知っている同級生や友人が並んでいるようです。 そしてその中に姉の姿を発見しました。 扉が開いて、中にはいる所なので、私は見失わない様に 友人にお礼を言ってあわてて姉の元に走って行きました。 「メー!」 と私が叫ぶと 何人も乗っているエレベーターの中にいる姉は 「ムー!!アンタどこ行ってたん!早くこっちのエレベーターに乗り!」 と言います。 私は言われた通り扉が閉まる前にエレベーターの中に入ろうとしたんですが 私が足を踏み込んだ瞬間 定員オーバーのブザーが鳴ってしまいました。 私と姉が「ど、どうしよう」と焦っていると 一緒にエレベーターに乗っていた友人が 「じゃぁ俺が出るわ。」 と言ってエレベーターから出て行ってしまうのです。 「ちょ、じゃぁアンタどうするん!?」 と私が焦って聞くと 友人はひょうひょうとした顔で 「大丈夫、階段で行くから」と言うのです。 そんなやりとりをしている内にエレベーターの扉が閉まり ゴウンゴウンと地上についてしまいました。 エレベーターからでると、確かにそこは地上だったのですが 大きな観覧車に事故があったようです。 それに私達は乗っていてたようで 私達は大丈夫でしたが どうやら死者もでる大きな事故だったみたいです。 みんなこの観覧車の事故に巻き込まれて 先ほどの地下街にあった手前のエレベーターが 運よく生き返る人達だったということは 奥にあったエレベーターは 事故で助かる事のなかった人達が乗るという この事故で生きるか死ぬかを決めるエレベーターだったという事になります。 しばらくして先ほどエレベーターを降りてくれた 友人もひょっこり顔をだし みんなで助かった喜びを噛みしめている所で目が覚めました。 物語を読んだり 考えたりする事が好きだからか 私の夢は夢なのに 物語が成り立っている事が多く 怖い夢に限って、突拍子もない展開にならずに 本当に疑似体験をしてきたような感覚に陥り 目覚めが半端なく後味悪いです。 こんな大勢の友人で観覧車に乗る事など絶対ないから 正夢になるわけがないといいきれますが もしかしてあそこが私の潜在意識にある 死後の場所なのでしょうか? 死後の世界は、その人の死後にたいするイメージによって 変わったりするというなら 私は現実で死ぬかどうかの瀬戸際の時 もう一度、暗くて寒くて狭くて心細くなるような あの地下街に行かなくてはならないのでしょうか 無理無理無理無理 絶対無理!!! もう2度とあそこには行きたくないです。 できればキレイなせせらぎがきこえるような川で まわりでは小鳥が鳴いて かわいい花が咲き乱れるような場所であって欲しいと 本気で願います。