思い出

皆様こんにちはデザイナーの睦です。

マダムが先月から心臓に雑音が聴こえるということで、薬を飲み始めています。

何か異変があったわけでなく、ワクチンついでに心臓の検査をしてもらったら雑音が聴こえたとのことで

私も母も全然心構えがなかった時に言われたのもあり、呆然としてしまいました。

でも、先生によると

いずれはいつかなるものだし、キャバリアはもっと早い時期から雑音が聴こえている子も沢山いる。

雑音が聴こえたからといって今すぐどうこうなるものでもない。

とのこと。

そうか・・・・・(´･ω･`)

外付けHDに入っていた、マダムが我が家にやって来てすぐの写真。

マダムは7ヶ月の頃に来たので完全な子犬というわけではありませんでした。

昔からマダムは動きの少ない大人しい犬だったので、祖父に

「ほんまにこいつ若いんか？ペットショップに騙されたんちゃうか？」って本気で心配されたけど

やっぱりこうしてみると子犬の面影があって超可愛い。

ペットショップで母に「この犬がいいと思うねんけど！」とマダムが入っているゲージに連れて行かれ（子犬が入ってるようなウィンドウケースにはもう入らないサイズだった）

初めて私がマダムを見たときは、「え！？ホンマにこの犬がいいの！？」って思わずビックリしたぐらい、最初はマダムを特別可愛い見た目の犬だとは思わなかった。

なんかしっぽひょろひょろだし、脚もやけに長いし、まるで雑種のような外見だったマダム。

他の客がゲージの外からマダムにちょっかいを出すたびに、マダムはおっかなびっくりしてました。

母はすぐにマダムを迎え入れたいみたいだったけど

マダムの外見がなんとも微妙に感じた私は

「ちょ、ちょっともう何件かペットショップ見てみようや。それから決めよ！」

って保留にしてもらいました。

だから、その後何件もペットショップをはしごして、他にもっと可愛くて、我が家で飼うにピッタリな条件の犬（階段が登れてあまり大きすぎないサイズ）がいるんじゃないかって探したけど、結局いなくて

母の望みどおり、結局我が家の家族として迎え入れるのはマダムに決定しました。

（マジか～、あの犬か～。まぁしょうがないか～。）

となかば仕方なしな気持ちで母と二人でマダムを迎えに行ったんですけど、遠くから私と母がやって来るのに気づいたマダムはしっぽを振りました。

（さっきゲージの中でビクビクしてた犬が、こっちに気づいて尻尾ふってるで・・・）

そこで、初めてマダムと我が家の運命じみた縁を感じたのを覚えてる。

マダムも自分の家族になる人が誰かわかってたのかな～なんて思ってしまいます。

母が店員さんとマダムを迎え入れる手続きをしている間、私がずっとマダムを抱っこしていたんですけど 私の腕の中で大人しく待っていたあの日のマダムを今でも忘れられない(´∀`)

そんなわけで、私は最初からマダムを手放しで可愛いと思っていたわけではなかったけど

しかし今こうやって見ると、「うちに来る前は天使に飼われていた犬なんじゃないか」って思うぐらい可愛い。

最初は冷蔵庫や電子レンジの音にもビビるし

外から聴こえてくる人の声にもビビるし

散歩はかたくなに嫌がるし（これはMr.もだった）

色々大変だったな～。

今では散歩のたび、ご飯をもらえるたびに喜びで発狂しているマダム。

いつ2匹との別れが来るのはわかっているけど、出来るだけその日が遅くあって欲しいことと、最後の瞬間までマダムとMr.が幸せでありますように。

この前ヒトカラに行ったんですけど、

【犬のうた～ありがとう～】を歌おうとして歌詞に感極まり

カラオケボックスの中で一人ですすり泣くというシュールな体験をしてしまいました。

傍から見たら怖すぎるので、カラオケでこの曲だけはもう入れないでおこうと思います。

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